2017/04/17
「メーカーに騙されるな」 水たまり・庭・一般・エクステリア・価格・透水・土間

検索→「水たまり 庭」
一般に透水性コンクリートという用語が普及したと思う。
テレビやエクステリア雑誌のおかげだと思うが、
以前よりも一般の方が専門用語を知るようになってきている。
これはITがもたらした流動性によるところもあるだろう。
仕事が嫌いな生コンのプロよりも、
趣味が好きなアマチュア(例えばエクステリア)のほうが、
もしかしたら専門的知識が豊富かもしれない。
昔の自作でPCを作っていた人たちみたいなもんだ。
そんな時代、プロはより意識を高めなければならないと思う。
昨日こんなお問い合わせをWEBから一般の方より頂いた。
透水性コンクリートを駐車場に採用したいという方が、
取引先にその旨を打診したところ、
30万円以上も高い金額が見積もりで来た
という。
一体どんな料簡なのか今のところ不明だが、
きっと、その話を受けた専門家(エクステリア業者)の心理は、
透水性?面倒くせえこといいはじめたなぁ。。うちの仕入れに透水性コンクリートなんてやってるとこ聞いたことねーし、そもそもそんなもん施工したことねーから、うまくいかなくてクレームに発展したらやだしな。なんかとにかく高い金額の見積書を出せば黙ってくれるんじゃないか。30万高く見積もっておくか
これは、残念なことに専門家あるあるのようである。
当WEBサイトではこううたっている。
地域によっても差はあるが、
土間コンと比べてトータルコストはほぼほぼ一緒
だから、どんなに逆立ちしても30万も高くなることはあり得ない。
IT以降情報の流動性が高まった。
以前のように専門家が、
「先生」
と呼ばれる時代は終わった。
この時代、「先生」は一部では揶揄を込めた用語にも使われているくらいだ。
情報を知っていることによる優位性の時代は終わる。
今回の一般の方からのお問い合わせは、
まさんにそんな時代の到来を印象づけるものだと思う。
今回の問い合わせを寄せていただいた方には、
その時代の証人として全身全霊でご協力したいと思う。
専門家は専門業界という内向きな世界を見ていてはいけない。
広く一般、B to Cの視点で仕事をしていかなければ、
これからの時代支持を得ることは難しいだろう。
「メーカーに騙されるな」
専門家に向けられた猜疑心を払拭するのはそう簡単なことではない。
それは、もちろん、僕たち生コンにも同じことが言える。
一般の方に支持されるような生コン屋。
その実践をこれからも行っていきたいと思う。