2017/12/03
「日本全国の生コン工場を訪ねたい」 熊本・見学会・土間コン・透水

熊本には緒方生コンがある。
すごい生コン工場だ。
行ったらわかる。
行かなければ、きっとわからないだろう。
出会いは山形の生コン工場ミツワ生コンの赤塚社長。
熊本と静岡の生コン工場同士のめぐりあわせが、
山形県山形市の生コン工場のご縁だという。
現代らしいとても素晴らしい出会いに感謝だ。
※生コン工場のこのたたずまいが僕は何とも言えず大好きだ
※前段の説明会が盛り上がりついつい施工見学会は夕方になってしまう
※Beforeで先に打設してある路面で透水実験
そういえば今週火曜日のことだった。
今、日曜日で、昨晩久しぶりに自宅の枕でほっと寝て、
今また長崎県に向かおうとしている。
このところやけに九州づいているのは、
寒さが日ごとに厳しくなっていることと関係があるだろう。
特に昨日の群馬県前橋市の寒さにはこたえた。
出張先の楽しみとして、
ランニング
というのがある。
朝6時くらいから走り始めて、
7時か7時半くらいまでだらだら走ってシャワーを浴びる。
それからその土地の訪問先を訪ねる。
大抵約束は10時とか少し遅めの時間を選んでいる。
ご当地を走ってからの訪問なので結構地理に詳しくなっている。
ご当地の人と実際に会話するのは、
その土地の景色が背景に見えるのでとても楽しい。
観光で訪れるよりきっとその土地のことを実感として知ることができると思う。
こんな感じで日本全国の生コン工場を訪ねたい
もちろん霞を食って生きていくわけにはいかないから、
仕事をきちっと頑張るのが前提かもしれないけれど、
僕は生コン屋のせがれとして生まれて、
日本各地の生コン屋さんをこうして訪ねる仕事にいつのまにかついていて、
いつしか全国の生コンを訪ねたいなんて漠然と思っている。
日本の経済成長を支えた生コン工場。
ピークは5,000以上
現在は3,400を切っているとか。
それぞれにそれぞれの事情で生コンを絶ってしまったのだろう。
僕たちが今臨んでいる生コン市場はさらに厳しさが増す。
あらたな時代の新たな要請を目の前にして、
僕たち生コン工場の生き残りはさらに苛烈だ。
ゆでがえる
1.5時間の中で漫然としていると、
その激烈な環境変化に気づけない。
1.5時間の外に出ていろいろ見聞していると、
僕たち業界が置かれた厳しい環境を知るだけじゃなく、
あらたな時代の新たな要請を感じることができる。
日本の経済成長を支えてきた僕たちが、
ゆでがえる
なんてことにならないように。
本質を見つめて生コンを創業していきたいと思う。