2018/01/14
寒冷地における凍結融解と透水性コンクリート」 よくある質問

・当地域は豪雪、寒冷地でもあるので凍結融解による膨張ひびわれは発生しないものなのか?
100%透水するわけではないと考える。(若干内部に水分が残る)
・打設する路盤が強固でないといけないのか?(多少路盤が安定していない場所でも可能なのか)
軟弱地場合、地盤改良材や砕石でシッカリ転圧してからの施工になるのか?打設後、沈下した箇所に打ち継ぎは可能なのか?
打設作業は何人位がベストか?(打設面積にもよると思いますが、少人数での打設が可能か?2~3人程度)
・ドライテック(F材)の単価をお聞かせ願います。㎏/円
よくある質問
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それではお問い合わせにお応えしよう。
生コンブログの始まりである。
・当地域は豪雪、寒冷地でもあるので凍結融解による膨張ひびわれは発生しないものなのか?
100%透水するわけではないと考える。(若干内部に水分が残る)
>凍結融解はセメントペースト内の細孔空隙の中で起きる現象であり、膨張圧が発生した場合に細孔空隙の逃げ場所がない場合に(空気量)内部セメントペーストを破壊してスケーリングなどの劣化を引き起こす現象です。透水性コンクリート(ポーラスコンクリート)内部の空隙は細孔空隙ではなく凍結融解作用による内部水分の凍結膨張圧の逃げ道は確保されコンクリートが破壊されるという心配はありません。そのため寒冷地での実績も多くあります
・打設する路盤が強固でないといけないのか?(多少路盤が安定していない場所でも可能なのか)
軟弱地場合、地盤改良材や砕石でシッカリ転圧してからの施工になるのか?
打設後、沈下した箇所に打ち継ぎは可能なのか?
打設作業は何人位がベストか?(打設面積にもよると思いますが、少人数での打設が可能か?2~3人程度)
>通常指定される路盤強度を推奨しています。上載荷重にもよりますが、路盤が沈めばそのまま透水性コンクリート盤も沈みます。乗り入れ可能重量は盤圧に支配されます(詳細についてはmailでのご返答をいたします)。打設後の打継は完全に硬化した場合でしょうか?アスファルトのように薄付け施工は困難です。最低でも50㎜以上の厚みで、施工前にはプライマーなどの塗布を必要とします。作業人員は住宅アプローチなどでは2~3名で十分施工可能です。
・ドライテック(F材)の単価をお聞かせ願います。㎏/円
>生コン工場のみ対象にして販売をしております。詳しくは当社担当者からの御連絡をお待ちください。
>生コン工場のみ対象にして販売をしております。詳しくは当社担当者からの御連絡をお待ちください。
今回はかなり骨太な質問であった。
きっとコンクリートのことをある程度ご存じの方なのだろう。
ただ、日頃ブログのネタに困っている僕にとっては垂涎の的だ。
日頃こうした質問が多く寄せられたらいいのにな。
次世代の土間コン。
・夕方から打てる土間コン(ブリーディングがなく仕上げ不要)。
・水勾配いらない土間コン
・クレームになりづらい土間コン
透水性コンクリートの普及の旅は続く。