2020/10/07
【京都】「《ドライテック》は《生コン》発の製品。だから、生コン屋さんに愛される」京都福田

京都エリアの老舗生コンクリートグループ・京都福田のブログが開始された。記事では主に協業している透水性コンクリート《ドライテック》の施工事例が紹介されている。こうしていろんな地域の生コン工場で愛される《ドライテック》は生コン工場の絆の象徴。
(写真は同社HPより引用)
全国の生コン工場で愛される《ドライテック》は生コン工場発の製品
https://plaza.rakuten.co.jp/kyotofukuda/
京都の老舗生コングループ・京都福田のブログページがリリースされた。
その中では同社の新事業・透水性コンクリートの活動内容が紹介されている。
同社に在籍する山城さんとは関西人気テレビ番組「せやねん」での透水性コンクリート採用を仕掛けた間柄。
写真はそのロケの模様。
「ウーイェイ」でお馴染みのお笑いコンビ「スマイル」が当日は施工をしてくれた。
「せやねん」での放映を機に開催された透水性コンクリート《ドライテック》施工見学会の模様。
生コン工場に勤める職員の人だけで施工した当日のドライテックは今も展示サンプルとして設置されている。
舞鶴生コンはご当地京都府で京都福田と協業する生コン製造者。
こちらから届けられた透水性コンクリートの現場の様子も紹介されている。
《ドライテック》が生コン工場に愛される理由
ドライテックとは静岡県伊豆地方に操業する長岡生コンクリート(生コンポータル運営)がパートナーフッコーと共に作り上げた透水性コンクリートだ。
つまり、主語が生コン工場。
主役は生コン工場。
透水性コンクリートの草分けは何も僕たちではない。
歴史は古く40年近く前に現・佐藤渡辺社によって産み出され普及が始まったもの。
製品名はパーミアコン。
おそらく業界にいる人にとって透水性コンクリートの代名詞はパーミアコンであるはずだ。
そこから、いろんな会社が透水性コンクリートをリリースした。
道路会社だったり、建材メーカーだったり、氏素性がいまいちよくわからないようなところから大手企業まで実に種種雑多なプレイヤーがこの領域に流入してきた。
そんな玉石混交の透水性コンクリートの分野の中で《ドライテック》が持つ特徴が、
「生コン屋さん発」
という点だ。
僕たち(長岡生コンクリート)が苦しんだ末に作り上げた透水性コンクリート。
生コン工場の気持ちは痛いくらいわかる。
生コン工場に誰よりも共感できる。
そんな生コン屋さんが作った製品だから、生コン屋さんが何を希望しているか、その長年(15年)の普及の歴史の中でどこよりも、誰よりも、知っている。
そして、その過程で得られた大切な仲間たちがいる。
今ではその仲間(生コン製造者)の数は400を数えるようになっている。
苦楽を共にしてきた仲間たち・生コン製造者に支えられ現場に届けられている透水性コンクリート。
これが、ドライテックの唯一にして最大の特徴となる。
製品そのものは特にどこか優れているとかっていうことはない。
断言しておこう笑。
そして、僕は心底思っていることがある。
もっともっと多くの「競合」と呼ばれる人や法人に参入してきて欲しい。
もっともっと多くの生コン工場が別のブランド・製品名でも構わないので取り組んで欲しい。
そうすることで、市場は温まり、そのことで舗装の常識が変わり、自然と人が調和する世界が実現する。
そのことで、社用産業と言われている生コンが主体性を取り戻し輝かしい産業になっていく。
「競合」ではなく「協業」だと思ってる。
綺麗事じゃない。
心の底からそう思っている。
だから、こそこそしなくて大丈夫です(笑)。
こそこそやってても、売れないから、堂々と一緒に力を合わせよう。
僕たちの持っているノウハウも全然解放しますよ。
15年の歴史で培ってきた全てをお教えします。
競合は敵じゃない。
仲間だ。
嘘だと思うなら、本当に僕のところに来たら良い。
「ドライテックをパクって自社製品を作りたいんですけど、相談に乗っていただけますか?」
このくらいのガッツある友人の来訪を心待ちにしている。
《ドライテック》が生コン工場に愛される理由。
愛される。
その理由を作ることも僕たち生コンポータルの使命かもしれない。
宮本充也