2018/01/16
「地味に結構すごいこと」 水はけ・水勾配・出入り・土間コン

30m2、厚さ10センチ、施工時間13時から14時、養生をしてお施主様がお家に出入り出来る様にする。当初土間コンクリートを検討していたが、お施主様が当日ご自宅に出入りできなくなってしまう、また午前中に生コンの予定も入らない、水勾配もとれない為、透水性コンクリート「ドライテック」の採用
地味に結構すごいこと
見学会なんかにいらっしゃると施工直後に当たり前に立ち入る。
土間コンでそんなことができるだろうか?
通常の土間コン。
施工直後はまだ柔らかい。
だからネコなんかがその上を歩くと足跡が付く。
土間コンの表面は繊細。
施工は長靴と相場が決まっている。
足が埋もれて生コンにまみれるから。
でも、透水性コンクリートはそんなことない。
敷設(ふせつ)して転圧したら直後から上を歩ける。
もちろん多少跡がついてしまうからずかずかと歩いてはだめだけど、
それでも足が埋もれるなんてことはない。
これが実は価値につながった。
※施工前、犬走部分
※同じく施工前、前庭を駐車場に整備する
※たった1時間ですべての施工が終了
30m2、厚さ10センチ、施工時間13時から14時、養生をしてお施主様がお家に出入り出来る様にする。当初土間コンクリートを検討していたが、お施主様が当日ご自宅に出入りできなくなってしまう、また午前中に生コンの予定も入らない、水勾配もとれない為、透水性コンクリート「ドライテック」の採用
通常の土間コンでは望むべくもない。
今回の現場はエクステリアのリニューアル工事。
住宅にはすでにお施主さんがお住まいになっている。
前庭の土間コンを整備するのでどこかホテルに宿泊してください。
そんなことが通用するはずがない。
住んでいるのだから。
それでは道路から玄関まで仮設の橋を設置しましょうか。
そんなわけにはいかない。
どんだけ大工事だ。
これは地味だけど透水性コンクリートにしかできない芸当。
透水性コンクリートだけの価値。
もちろん多少の養生は必要だけど、
当日の夕方施工した土間コンの上に立ち入って家に出入りする。
こんなことは普通出来ない。
エクステリア整備をするうえでネックになる。
それが土間コンのリアル。
土間コンのリアルが変化しようとしている。
土間コンの常識が変わる。
次世代の土間コンが普及していく。
結構地味だけど今回の実績は光を当てているような気がする。
エクステリアの常識が変化しようとしている。