2018/06/01
「雨の土間コン見学会|夕方から打てる土間コン」

全国で随時開催されている透水性コンクリート施工見学会。建築開発の要件である浸透率が問題となり採用された本件に多くの関係者が訪れる。まさに「雨の土間コン見学会」を目にした一同はその迅速な施工性と実際に水勾配をつけない様子に驚く
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/
雨が降る中土間コン見学会
「降水確率80%だったらどうしますか?」
左官屋さんと生コン屋さんとポンプ屋さん。
関係各位の予定をなんとか調整して臨む土間コン打設。
「残念だけど、延期にするね」
土間コンは雨天決行ができない。
色むらが出やすいというのもあるけれど、
やっぱり土間コン=晴天に施工するものと相場が決まっている。
透水性コンクリート「ドライテック 」が評価されるポイントは、
「駐車場2台分程度なら30分で施工終わっちゃう」
という迅速に施工できるところ。
そして、ブリーディングが発生しないから色むらが問題にならない。
仕上げも転圧1回仕上げなのでコテを2度3度当てる必要がない。
降水確率80%だろうとたとえ100%だとしても、
雨雲レーダーとにらめっこしながら晴れ間を見つけて施工しちゃえる。
「見学会雨天中止です」
それってあまりにも説得力ないでしょ?
やりました。
施工見学会!
※おなじみ渋谷建材(川越市)から届くその土間コン
※施工面積60.5m2、厚さ100mm
日本の最大降雨量の2倍の雨が降ったとしても
共栄建築さんによれば採用の理由として、
「浸透率」
を挙げられた。
開発行為の申請の際に雨水の処理に関する項目があるという。
通常の舗装(土間コンやアスファルト)である場合、
その要件を満たすことができない。
そのためWEBで見つけ試しに施工してみて状態も良かった本材料を本採用した。
仮に日本の最大降雨量の2倍の雨が降ったとしても。
※透水実験の様子
地面に水が溜まることなく全て浸透してしまう性能を持っている。
そんな透水性コンクリート。
全国で見学会を開催している。
どこでも、いつでも、当たり前のように届けられる土間コン。
数年後の「土間コン」グーグル画像検索で、
透水性コンクリートが大半をしめるような世の中にしたい。
多くのご利用者のお声に耳を傾けていると、
それが大切だと僕は強く感じる。
生コンでいいこと。
宮本充也