2020/10/31
【静岡】「逆勾配デス!それなら?」ワイエイ.ケイ・長岡生コンクリート

静岡県熱海市。坂道の多い熱海市の素敵な戸建て住宅の外構舗装に透水性コンクリート《ドライテック》採用理由はプロなら分かる。「見ての通りの《逆勾配》デス。透水性コンクリートしかありまセン!」。今後こうした採用事例はますます増える見込み。
製造:長岡生コンクリート、施工:ワイエイ.ケイ(49m2、150mm厚・9m2、100mm厚、5名、4時間30分)。
見ての通り《逆勾配》デス
施工Before。
「ご覧の通りです」
としか言いようがない笑。
手前にみすぼらしく(?)設置されている側溝。
排水設備。
本来は、こちらに雨水は誘導され、よって敷地から流出するのを防ぐ。
そのためには、排水設備に向かってなだらかに(2〜3°)傾斜がついている必要がある。
これを、水勾配と呼ぶ。
透水性コンクリートが採用された。
設計段階から透水性コンクリート《ドライテック》となっていた(フッコーによる提案)。
そう、このような現場は設計者を悩ませる、《逆勾配》というやつだ。
水はけ、水じまい、排水計画に、死ぬほど苦しむ、逆勾配デス。
しかも、かなり急な角度で敷地方向に傾斜してます。
敷地内排水を考えた場合通常とんでもない追加予算を覚悟せねばならない。
でも、排水設備を兼ねた舗装透水性コンクリートなら逆勾配などものともしない。
路面に水が止まっているいとまがないのだから。
施工はワイエイ.ケイはおそらく最もドライテックの施工経験があるのではないか。
生コンポータルに寄せられる透水性コンクリートの施工で関東あるいは周辺エリアはおよそ彼らが施工をしている。
敷設された材料をトンボで平坦に均し、その後ろからプレートコンパクタ(30kg・幅広タイプ)で追いかける。
淀みない。
施工After。
敷地内の最も低い場所に勝手口。
「透水性コンクリートじゃなかったらどうしてたの?」
って感じの光景だ。
立水栓にも<strong水受けがない。
なぜなら、水は止まることを知らずそのままその場で吸収されて行くのだから。
雨天時も高いところから低いところに水が流れることがない。
「水の低きに就く如し」
孟子の残した言葉もドライテックの場合はそうもいかないようだ笑。
60m2弱の入り組んだ敷地の舗装を5名で半日で仕上げた。
こうして設計者の悩み(水じまい、排水計画)は見事に解消された。
もちろん、舗装されているので暮らす人も今後雑草に悩まされることはない。
逆勾配Death!
覚えといてほしい。
逆勾配ならドライテック。
逆勾配なら、ドライテック。
エクステリア1年生なら必修科目でもいいような気がする笑。
居酒屋に入ったら、「とりあえず、生」。
逆勾配なら、「とりあえず、ドライテック」。
だって、逆勾配、ものすごく悩むらしいですから。
玄関周りなどが水浸しになっては困るから、地下暗渠など排水を計画する。
車やカーポートを買うのにお金がかかるとかではない。
ただただ、「水はけ」というネガティブな理由でお金がかかるのだ。
施主の精神的な消耗も激しい。
旗竿地とか逆勾配とか、知らず土地を購入して、はて住宅を建設しようてな時に「排水で数十万の追加が発生」なんて施主からしたらたまらない。
「なぬ?」
である。
その、「なぬ?」を未然に防ぐソリューション。
逆勾配Death(逆勾配で死ぬほど苦しむこと)への対抗措置。
それが、ドライテック。
逆勾配ならドライテック。
覚えておこう。
逆勾配なら、ドライテック。
宮本充也