2017/04/27
「おいらは、ランナー」 転倒・歩行・舗装・コンクリート・アスファルト・透水

前日ランニングしてたてときに気になった雨上りの打ちたてアスファルトです。とてもじゃないけど乗れません。(社内共有グループチャットにおける池上氏のコメント)
おいら。
平成生まれの皆さんにはなじみがないかもしれない。
かくいう昭和生まれの僕にも、
おいら
という一人称はあまり普段使わない。
「おいらは、ランナー」
敢えて使わせてもらおう。
おいらは、ランナー。
仏(ほとけ)の池上をご存じだろうか?
絶対に怒らない男、仏のような寛容な心の持ち主。
池上信。
彼は、NR Times編集長という顔以外に、仏という素顔がある。
余り知られていないことだが、
彼の周りには不条理が多い(僕とか宮本育代とか)。
そんな不条理を数多く経験しながらも一度も切れたことのない仏。
何をしても怒らない。
試してみてほしい。
彼は空海のような広い心で(知らないけど)受け止めるだろう。
絶対に何をしてもおこらない男。
池上信。
そんな彼。
決して、お人よしというわけではない。
たまには、わるがつお、という異名をとるほど、
怒りにすべてを任せることだってある。
それが、これ。
前日ランニングしてたてときに気になった雨上りの打ちたてアスファルトです。とてもじゃないけど乗れません。(社内共有グループチャットにおける池上氏のコメント)
池上信はランナー。
伊豆とランをこよなく愛する、仏様。
伊豆の気候のように。
彼の心はとても穏やかである。
そんな彼の穏やかな水面をさざめく存在があった。
それが、うちたてのアスファルト舗装。
僕の目から見ても確かに、
「こりゃぁ、危ないなぁ」
と思わざるを得ない。
雨上がりにこんな舗装を走ると転倒は想像に難くない。
そもそもアスファルトは油からできている。
覚えているだろうか?
油谷というキャラクター。
つるつる滑りすぎてあぶないったらありゃしない。
それが、油の真相である。
ましてや、雨上がりの油分が浮き上がった舗装面においておや、
である。
仏の池上が怒り心頭に発するのも故ありといわざるを得ない。
その点、本日まで宮城県は石巻にて施工されている、
透水性コンクリート
に関していえば安心である。
何せ、コンクリートなのですから。
油ではないのですから。
今は東京からホームタウンに新幹線で戻っている最中。
今日はとても大切な恩人との楽しい会食のひと時だった。
コンクリート舗装は世の中にとってとても大切である。
コンクリート舗装の有用性を社会に問うてきた第一人者。
そんな人を囲む飲み会を楽しんだ帰りに、
社内チャットを確認していたらこんなやりとりが行われていた。
普段仏の池上さんが油まみれの舗装に怒り心頭の直後、
我らが生コン界の神、まさつぐが、ぶっこんできた。
「こんなところ 走ると ふくろはぎがビショビショになるね」
「ふくらはぎ」
このコーナーはまさつぐさんの神がかり的なセンスをフィーチャーする場ではない。
ただ、伝えたかったのである。
仏の池上をもっても抑え込むことのできない神がいるという事実を。
誰も頼んでいないのに。
神、まさつぐは、存在する。
仙台、石巻では、その神っぷりにさらに磨きをかけて、
今彼は家路を急いでいるのだろう。
僕もアルコールでマヒし始めた脳みそを、
必死に回転させ名がら今必死にブログを書いている。
長岡生コンクリート。
仏ならまだしも、神をも採用した組織。
もう、ここまで書いてきて、何かいているのかわからなくなってきたが、
とにかく、素晴らしい才能に満ち溢れている組織に、
ただただ感銘する毎日である。