2020/11/06
【山口】「《サンヨー宇部に続け!》山口の生コン工場が拓く透水性コンクリート《ドライテック》」アイデック

山口県防府市。一般住宅の駐車場部分に採用。施主がYouTubeをみて、「ドライテックにしたい」と施工・アイデックに希望を寄せる。同地域は生コンプラントの確保ができておらず施工・アイデックの根間さん)に相談して生コンプラントを探してもらい、なんとか施工に繋がった。
製造:サンヨー宇部・秋穂工場、施工:アイデック(担当:根間さん、54m2、100mm厚、4名、80分)。
サンヨー宇部に続け!山口の生コン工場
施工Before。
根間さんも動画でドライテックをご覧になったことがあり、興味は持っていた。
馴染みの生コンプラントであるサンヨー宇部に製造を打診。
ご当地生コン製造の雄・サンヨー宇部 秋穂工場。
はじめは断られるが、工場長に直訴。
<F材は現場で投入するから、ベースコンは出荷する>という条件で理解を得る。
通常生コン工場にとっては聞いたこともない製品を製造することには抵抗がある。
だが、そこは流石のサンヨー宇部。
宇部系列はおよそ積極的な生コン工場が多い。
宇部といえば、懐かしい。
僕がまだ子供だった頃に宇部の支店長さんや重役さんが父(創業者)の元を訪ね商談をしていたことを幼心に思い出す。
「お孫さんですか、可愛いですね」
「いや、息子なんです」
「・・・・!」
社会人になってから、三信通商の名物専務だった鈴木さんにそんなエピソードを教わったりなど、とにかく個人的にも宇部興産や宇部系列の企業に思い入れがある。
やはり、さすがは宇部グループのお膝元山口県も宇部系列の工場にドライテックは支えられ出荷することとなった。
コーポレートカラー(青)にUBEの文字。
いよいよお膝元山口で巨頭UBEが透水性コンクリート《ドライテック》の製造に全面的に動き出すことに感動を覚えるのは僕だけだろうか。
山陽地区で宇部が動き出せば、それは常識になったことを意味する。
「サンヨー宇部に続け!山口の生コン工場」
施工スタート。
性状確認・施工順序の案内後、施工開始。
サンヨー宇部の職員・営業の方々も熱心に見学にいらっしゃった。
「思ったよりも難しくないですね」
「見たことないから、よく分からなかった」
(今後も練ってもらえますか?)
「私たちを誰だと思ってるんですか?宇部、UBEですよ?UBEの辞書に《できない》《不可能》はありません。」
(ありがとうございます)
施工After。
さすがは、UBEの材料。
初めて施工するアイデックさんも大変スムーズに施工ができてご満悦のご様子だった。
54m2を4人でたった80分で完成させてしまった。
さすがは、宇部のUBEだ。
隙がない。
完璧だ。
二見メンバー現場からのレポート
以下はおなじみ、二見メンバーからのわかりやすい現場共有。
まさつぐのそれと違って、ほとんど筆を加える必要がない。
ブログがサクサク作れる。
まさつぐと顔を合わせるといつも「(二見メンバーと)チェンジお願いします」と暗に二見メンバーとの役職交代を仄めかすようにしている。
なぜなら、まさつぐの報告は、何言ってるかわからないばかりか、内容を削っていくと結局、
「勾配をつけたくなかった」
とか、
「草取りが嫌だった」
とか、1行くらいの報告でしかなく、そのたった1行を僕が毎日毎日ブログというソコソコのボリュームの文章に膨らませているのだ。
現場の臨場感がまるで伝わってこない。
全く、まさつぐにはほとほと困り果てている。
閑話休題。
それでは、以下に二見メンバーの報告をコピペしたいと思う。
非常にわかりやすく、現場の臨場感が伝わってくるので、皆さんも安心してお読みくだされば幸いである。
・施工者(アイデック)の声
「もう次の現場にも使うことに決めました!」
「さっき、鈴木さん(生コンポータル)にF材を発注しましたよ」
「施工時の課題がいろいろ見えてきました」
「ミキサー車が二台同時に来たから焦った...。
生コンと同じ感覚でバタバタ進めて忙しかった。
でも、待たせておいて大丈夫なんだね、このコンクリートは。
次からはもっとゆっくり進めよう」
・プラント職員の声・根間さんとの会話
「(施工指導・製造指導に)来てもらえて良かったです」
「プラントとの最後の説得部分は、専門家じゃないと厳しい」
「今後、プラント職員がF材投入をしてくれるよう、件数を増やします」
いよいよ宇部王国山口県でもドライテックの普及が加速し始めるようだ。
大丈夫。
サンヨー宇部という国王が動き出した。
完璧だ。
ありがとう、宇部。
御社とお取引させてもらえることを光栄に思います。
宇部の皆さんは常に素晴らしい。
やっぱり、山口県でもドライテックの扉を開いてくれたのは宇部でした。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
宇部の大地に蓋をしない、透水性コンクリートの普及に少しでもお力になりたいと存じております。
宮本充也