2019/11/10
「雪かき・融雪と生コン」地域を超えたソリューション開発

こんな日に静岡を出て車で関東に向かっている。
こんな日→2016年11月24日は大雪の1日。
昨日知った話だけどもし積雪したら54年ぶりだそうだ。
僕は暖かい静岡県の中でも特に暖かい伊豆生まれ伊豆育ちだから、
積雪
は、あまりなじみがない。
ただ、見た目の綺麗さと裏腹に、雪国出身者のタフネスが物語るように、
積雪は厳しいようだ。
とくに、高齢化や人口減少の社会にあって、
雪かきや除雪は今後の日本にとっての課題の一つになるだろう。
※参考記事
除雪ピンチ!機械操作員が不足 建設業界高齢化「あと数年が限界」
雪の辛さを骨身にしみて理解していない僕があまり語るべきではないと思う。
だけど、今こうしてブログを毎日書くようになったきっかけを与えてくれたのは、
実は、雪。
昨年、長野県の一般の方から突然当社に電話があった。
なんでも、
「雪対策に当社の水たまりのない駐車場に関心がある、」
ということだった。
雪の辛さを理解しない僕たちには、
?
だったが、お邪魔してよくよく話を伺うとなるほど、
1.雪が降り駐車場が機能しない、雪かき大変
2.ならば、大量の水で溶かしちゃえ
3.大量の水がそのまま凍る
4.スケートリンク的駐車場のいっちょあがり
5.危ない
というお悩みを抱えていたところに、
0.水たまりのない駐車場→ドライテック採用
1.雪が降り積もる
2.大量の水で溶かしちゃう
3.大量の水は路面にとどまらず地下へ
4.普通に駐車場
5.危なくない
そのお施主様はこうしたことを思いついたんだという。
さすがは雪国でとことん雪に苦しめられた方。
南国で暮らしている僕たちには到底思いつかない発想。
そして、考えてみれば開発ってこうゆう事だと思う。
何か困りごとがあって、特に自分に関する困りごとを解決したくて、
努力するから新しいアイディアが生まれていく。
関東(一部東海)に50年ぶり以上の雪が襲ってきている。
主にその地域で仕事をしている専門的知識を持つ人は、
雪で困っている地域の人のために開発がなかなか現実的じゃない。
だけど、昨年ITという文脈からこれまでになかったソリューション開発が生まれた。
これからの時代は「住んでいる場所」という条件が緩和される、
よく言われることだけれどグローバル社会となっていく。
生コン工場とて社会の構成要員の一、
そして、今年度当初より経営資源の多くをITに投資するようになった。
もちろん、いいことだけではない。
たまには失敗や想定外の事故が起きてしまうことだってある。
ただ、それ以上に、ITがなければ絶対に知り合うことのできなかった、
素晴らしい人や技術と出会うことができるのも、ITやSNSのおかげ。
勇気をもって発信をし、できるだけ多くの困ったを解決したい。
宮本充也