2020/11/11
【岩手】「いつまで寒冷地の土間コン作業に苦しむの?」遠野レミコン・エクスショップ

岩手県盛岡市。施主がドライテックを希望しインターネットでエクスショップに相談した。玄関前(アプローチ)や駐車場は水勾配や排水が確保できない理由で透水性コンクリート採用。朝は施工前雪がチラツキ、施工中は雨が降り寒い中の施工。土間コンとは異なり早く作業が終わるのがとてもいいと作業員の方々にも好評。
製造:遠野レミコン(担当:加藤治)、施工 エクスショップ(33m2、150mm厚、3名、生コン車1台の折り返しで、3時間)。
施工動画
寒い地域では助かる土間コン
施工Before。
玄関前アプローチと駐車場の舗装に際して水勾配や水はけがネックとなり、施主よりインターネットで問題解決策を調査したところエクスショップにヒットした。
エクステリア資材販売日本一の同社ならではの豊富な施工経験を背景とした提案に納得され透水性コンクリート《ドライテック》を採用。
施工に立ち会ったまさつぐによれば施工前の朝は雪がちらつきもうすでに冬本番の盛岡市での作業だったという。
施主にとってのメリットがどうしても強調されがちだが、透水性コンクリートの知られざるメリットはその施工スピード。
生コン車から直接荷下ろし(あるいは一輪車で小運搬)された材料は敷設され平坦・平らにならされ、写真にもあるようにプレートコンパクタ(30kgタイプ)で転圧する「だけ」。
従来の土間コンクリートと異なり余剰水が乾くのを待ったり金鏝で何度も仕上げる必要がない。
だから、今回は1台の生コン車での折り返し輸送でありながらもたった3時間で片付いてしまった。
この性能は雪国など寒冷地では作業員にとってありがたい。
施工After。
写真でもわかるように、「真っ平ら」な土間コンクリートでも、アプローチは常に渇いているから路面凍結はない。
また、水はけのための勾配もついていないことからスリップなどの懸念も少ない。
安心安全な雪国の土間コンクリートは、33m2、150mm厚をたった3名で生コン車1台の折り返しにもかかわらずたった3時間で完成。
施主にも、施工者にとっても、もちろん製造者にとっても助かる土間コン。
土間コンネオだ。
もう、旧来の土間コンクリートには戻れない。
雪国の施工者の皆さんにこそ是非知ってほしい透水性コンクリートは土間コンネオ。
僕は雪国育ちではないからその厳しさを体験していない。
ただ、寒冷地でのコンクリート打設は過酷であることを知識としては知っている。
そして、寒冷地では新しい製品に対して基本的に保守的になる。
そうならざるを得ない。
東京など比較的温暖な土地で「あり」な製品でも、北海道など寒冷地では「なし」な場合が多い。
いくら、「早くて簡単」「楽して儲かる」という事前情報があったとしても、すぐには乗らない。
そんな寒冷地で今も普通の土間コン(旧土間コン)で苦しんでおられる全ての施工者の方々にぜひドライテックを知ってもらいたい。
「北海道でもかなりの実績があるんですよ」
こうお伝えすればご納得いただけるだろうか。
⚫︎参考記事: 【北海道】「ドライテック施工件数は2年で33件」施工者インタビュー #1(タケザワウォール)
極寒の作業場で朝一番から土間コンクリートを打設し始めても余剰水が乾くのを待ち(3時間)、その後真っ暗になっても金鏝で何度も仕上げる(3時間)。
早く終わらないから凍結対策もそれだけ手間がかかる。
いつまでそんな土間コンに苦しむの?
透水性コンクリート《ドライテック》は雪国や寒冷地でもたくましく施工実績を伸ばしてる。
今年はGD賞金賞(経済産業大臣賞)だって受賞した。
名実ともに新しい土間コンの常識になろうとしている。
いつまで土間コンに苦しむの?
この挑発で目を覚ましてほしい。
生コンは苦しむもんじゃない。
生コンはいいことだ。
宮本充也