2020/11/15
【熊本】「組合単位でドライテックの製造に協力を約束してくれた」天草中央生コン・友翔

熊本県天草市。庭コンで施主より施工友翔に連絡が入る。お家のまわり水はけに悩んでいた。仮に勾配をつけると奥の方が30cm位上がってしまう。透水性コンクリート《ドライテック》なら真っ平らでも水はけの問題は生じない。見学に駆けつけてくれた天草地区生コン工場7工場葉今後全面的に製造にご協力いただくことになった。
施工:友翔(担当:桑野翔、65m2、80〜100mm厚、5名、2時間)、製造:天草中央生コン(担当:船田竜美)
施工動画
天草地区は全面的に協力を約束
施工Before。
細長い敷地。
水はけを計画する場合、水勾配と言って、手前排水設備に奥から傾斜をつけることで排水をするのが従来の土間コンクリートのセオリー。
ただし、このような敷地の場合延長が長すぎておくが30cmくらい上がってしまう(GL)。
一方、透水性コンクリートは「排水設備を兼ねた」土間コンクリートと言える。
庭コンを通じて友翔に相談があったが、同社は透水性コンクリート《ドライテック》にかなり古くから積極的に取り組んでこられた1社。
透水性コンクリートなら「真っ平らにしても水はけは問題ない」ことを知っている。
もう、数え切れないほどの施工実績を有している同社の施工は安定して淀みない。
地形が違ったとしても、「敷設」「均し」「転圧」のプロセスが繰り返される。
施工After。
さすが、友翔。
65m2もの面積をたった5名で2時間で見事な仕上がりで完成させる。
任せて安心だ。
こうして、また1日、「大地に蓋しないコンクリート」で地面が舗装された。
天草地区は全面的に協力いただくことになりました。
見学に駆けつけてくれていた、天草地区生コンクリート協同組合。
今回ご縁があって天草中央生コンクリートに製造をご協力いただいた。
今回はとても嬉しいことに、組合単位でドライテックの製造に協力を約束してくれた。
これが一番肝心なのだ。
地域によってはどの工場も練ってくれないなんてこともある。
一方で、今回のように「地域を挙げて」つまり、組合単位で製造に協力くださる場合もある。
今はインターネットのおかげで個人や企業が自由に情報発信ができる時代になった。
その気さえあれば。
ググれば。
ドライテックがなんたるか(GD賞金賞獲ってたり巨匠隈研吾に見出されたり)がわかる笑。
そう言ったアンテナを持たず、組合内部の人脈や取り巻きの商社やメーカーとしか交流していない人々はドライテックのことを理解しようとしない。
ドライテックどころか、社会が今何を求めているかを理解できない(GGRK)。
まあ、そんな思考停止の方々を今から説得するような無駄な時間を使うより、気持ちと情熱を持っている天草生コンクリート協同組合のような方々と交流していきたい。
こうして、前向きで未来を見つめるこれからの生コンパーソンと生コンクリートの文脈を刷新していきたい。
大地を削らない、汚さない、蓋しないコンクリートの普及を通して人と自然が調和する世界を創造する。
これからのコンクリート産業が見据えるべき新しい文脈。
それは、今回もお世話になった前向きな方々とともに創造される。
宮本充也