長岡生コンクリート
オコシコンは高い透水性を持ちながら表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2017/05/05

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「パーミアコンとドライテック」 比較・透水・エクステリア・外構・新製品

「パーミアコンとドライテック」 比較・透水・エクステリア・外構・新製品

舗装コンクリートの中でも透水性(ポーラス構造)を有する施工技術。水勾配対策を期待され駐車場や土間工事に検討される資材・工法。工事実績の情報が乏しく価格や品質(強度)など商品情報が得られづらいこの分野の代表的2製品やアスファルトなどとの比較について。 
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/



ここでは業界のパイオニア「パーミアコン」と、

GNNが主に展開している、「ドライテック」の比較を行いたい。

予め断っておくと、どちらかが優れているということを書くわけでなく、

それぞれどのような条件に向いているかを説明したいだけだ。

12年前から透水性コンクリートを志向して未だに、

僕は佐藤渡辺社の功績とパーミアコンの性能を尊敬している。

日本に透水性コンクリートという価値を見出した素晴らしい功績である。


・価格

面積の大小による。300㎡以上の面積となればこれまでも何度か見積もりで比較されたが、ドライテックは失注することが多かった。逆に、100㎡未満、ましてや住宅外構やアプローチの規模ともなれば、ドライテックが合い見積もりされたことはかつて一度もない。パーミアコンが材工・直営管理を基調としているのに対して、ドライテックは材料販売を基調としているため、大規模はパーミアコン、小規模はドライテックにそれぞれメリットが多いようだ。


・出来形

パーミアコンの場合は特殊専門工による直営施工・管理となっているため、仕上がりは非常に性能が高い。ドライテックは生コンアライアンス(材料メーカー)からスタートしているため、施工は顧客にゆだねるケースが多い。それだけ簡易に発注され、施工も簡便であることを性能としているものの、出来形は施工者の手にゆだねられるためばらつきは大きい


・対応可能エリア

いずれも全国を対応可能エリアとしている。歴史からみるとパーミアコンが経験年数が多いため対応実績エリアにおいては軍配があがるだろうけれど、ドライテックに関しても生コン全国アライアンスの協力によりほぼ全国どのエリアでも供給可能を謳っている


・新規事業可能性

パーミアコンは佐藤渡辺社の商標であり製品であるが、ドライテックは全国ほぼ一律で最寄りの生コン工場から購入(問い合わせはこちら)ができることから、エクステリア・外構業者にとっての新製品として展開が可能。通常住宅駐車場外構といえば、土間コンクリートと相場が決まっている市場で、新規提案材料(ドライテック)を持つことは提案力の強化ひいては独自化をもたらす


・認知度

圧倒的にパーミアコン。先行者としてドライテックに15年以上この市場をけん引している。ドライテックに関しては同じ市場で挑戦をしても分が悪いため、別の市場(比較的小規模な住宅外構)を主な対象としてエクステリア・外構業者へのDM配信など公共よりも民間を主戦場として展開していく予定



【生コンでいいこと】0.5m3から届く透水性コンクリート



他にも、透水性コンクリート舗装はいろいろある。

けれど、特許を背景に一世を風靡したパーミアコンの物まねばかり。

事実透水性コンクリートを志向した当時の僕たちも、

パーミアコンの背中を追いかけていたことを覚えている。

ただ、当社長岡生コンのような事業規模で考えた場合、

結果的に選択できる市場が限られてくる。

ドライテックはGNNという生コンアライアンスとブランドを背景に、

中小企業がそのサイズに見合った市場でその強みを発揮すべき。


ドライテックは外構・エクステリアにおける唯一の全国ブランドを目指し、

まずは、

「住宅外構から水たまりをなくす」

を目指して日夜活動をしている。


宮本充也


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宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

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