2020/12/24
【東京】「ドライテックで駐車場を広くしよう!《水勾配》」都屋建材・ワイエイ.ケイ

東京都日野市。道路から奥に行くアプローチ兼駐車場。見切りブロックを積んで土間コンクリートで水勾配をつけてしまうと駐車スペースが狭くなり車のドアの開閉に邪魔になる。透水性コンクリートであれば排水を気にする必要がない(水勾配不要の)ため採用となった。
製造:都屋建材(担当:都築晋也)、施工:ワイエイ.ケイ(39m2、100mm厚、5名、2時間30分)
駐車スペースを広くする
施工Before。
当初従来の土間コン(オワコン)で設計されていたが、排水のために見切りブロックを設置するとドアの開閉の邪魔となる。
透水性コンクリートであれば水勾配が必要ない(排水を考えなくていい)ため、ブロックの設置も不要となる。
ブロックの分広くなればドアの開閉も問題ない。
透水性コンクリートであれば駐車スペースが広くなる。
ドライテックなら、駐車場が広く取れる!
そんな理由で、注文が入った。
東京都日野市は都屋建材のカバーするエリア。
今年から製造を始めたが、もう出荷実績は数知れない。
さすがは需要地、ちょっと羨ましいくらいだ。
施工After。
39m2を5名(一輪車による小運搬2〜3名)で2時間30分で完了。
水勾配もなく、まっ平な駐車場だが、排水の心配はない。
雨が降ったってたちどころに吸い込まれていく。
排水(水勾配)は従来の土間コン(オワコン)の弱点。
年内は、何度もアピらせていただこう。
なにせ、透水性コンクリート《ドライテック》は土間コンに変わる新時代の舗装の標準。
エクステリアの駐車場舗装といえば、ドライテック。
それを裏付けるように、グッドデザイン賞2020はドライテックを金賞に選んだ。
金賞だ。
グッドデザイン賞金賞に選ばれて売れなかった製品はあっただろうか(いや、ない)。
これまでの土間コンの最大の弱点。
水勾配。
例えば、今回の現場ももし従来の土間コン、ああ、タイピングが面倒くさい、オワコンだった場合、両脇に見切りブロックを設置することになった。
そのブロック分が駐車スペースを狭くする。
東京日野市だ。
ただでさえ貴重な敷地面積を、オワコンは単に水はけのために削るのだ。
これが、オワコンでなくて、何コンだ。
しかも、図で分かる通り、仮に3%で水勾配を切った場合高低差が45cmにもなる。
敷地によっては、そんな勾配が取れないなんてこともある。
そうなると、排水設備が必要となる。
工事費はあっという間に数十万円嵩むことになる。
なんて、オワコンなんだ。
透水性コンクリートはあらゆる問題のソリューションになる。
とりわけ、雨の多い我が国において、排水・水はけに関してはお庭周りのニーズの「雑草」に並んで双璧だ。
その、双璧。
雑草と水はけを同時に解決するソリューション。
雑草嫌なら、水はけ我慢しな。
水はけ嫌なら、雑草我慢しな。
これまで二項対立を人類に敷いてきたオワコンは、今後透水性コンクリート《ドライテック》にとって変わられる。
さあ、今日も普及の途につこう。
水はけや雑草に悩んでいる気の毒な方々を笑顔にするために。
宮本充也