2021/01/17
【三重】「施工研修会・見学会は《施工者》《製造者》の希望により随時日本中どこでも開催しています」中勢太平洋生コン・ヌマタ技建

三重県松坂市。プラント内に試験施工とサンプルを兼ねて、施工研修会・見学会が開催された。「勾配とれないのでドライテックでいいのか?」現在提案中のヌマタ技建により施主にこのサンプルをご覧いただいて決めるという。
製造:中勢太平洋生コン(担当:益川昌頼)、施工:ヌマタ技建(担当:沼田征樹、4m2、100mm厚、2名、30分)
施工動画
勾配とれないのでドライテックでいいのか?
「施主から、よく《ドライテック》という名前を聞く」
「確かに、勾配が取れなくて水はけに悩む時がある」
従来、戸建て住宅の外構舗装(駐車場など)といえば、黙って土間コン。
何も考えず、土間コン。
そういうもんだ。
もう、数十年も続いている日本のこの慣行は不動のもののように感じられる。
ただ、このところ、確かに異変が起きているようだ。
FAX DMが届いたり、施主がネットで見つけたり、水を通すコンクリートがどうやら流通を始めてはいるようだ。
ただ、正直、自分には関係のないもの、という感じがする。
それにしても、周囲は騒がしい。
ネットは普段仕事でそれほど利用しない。
取引関係のない有象無象に大切なエクステリア工事案件に関わらせたらえらい目に会うんじゃないだろうか。
そんな不安がつきまとう。
生コン同様、保守的・閉鎖的な産業構造を敷いている外構・エクステリア業界にあって、新しい何かに挑戦するのは不安がつきまとう。
「施工研修会・見学会は《施工者》《製造者》の希望により随時日本中どこでも開催しています」
プロの施工者の手にかかれば2名でほんの30分で完成。
1日を無駄にすることはない。
生コン製造者にとっても、4m2なら0.5m3(最小ロット)の製造でドライテックの製造について全てがわかる。
予習のための動画コンテンツは充実している。
今時、「アナログ人間なもので」は通用しない。
ほんの30分、取引先施工者とともに時間を割けば、新しい市場を開拓できる新しいマテリアルの製造・施工体験ができる。
生コンポータルでは、日本各地の生コン製造者・施工者からのリクエストに応じてこれまでも施工指導員(無料)を派遣してその方法論を広げる活動を行ってきた。
ネットではどうしても伝えきれない細かな施工のコツを現地に赴いて直接お伝えする。
現代のツールITをふんだんに利用はするけれど、最終的に何よりも強いのはFace to Faceの関係性。
全国500を数える生コン製造者らと培ってきた歴史は16年に及ぶ。
僕たち生コンポータルは、生コン製造者。
日本中どこにでもあるような普通の生コン製造者。
地元顧客に、21-18-20(N)を毎日お届けしている、普通の生コン製造者。
その生コン製造者が、16年前のある日透水性コンクリートの事業を始めた。
途中色々あったけど、普及にはインターネットが必要不可欠だと感じ、現在で4年と10ヶ月17日毎日せっせとブログ記事を3本更新してWEB上でリリースしている。
それらはSNSでも発信されている。
さらに、このところYouTube(動画)にも力を入れている。
着実に認知は広がり、多くの生コン製造者とともに新しい時代の新しいコンクリートの普及に携わっている。
僕たち製造者の直接のお客さんは施工者だ。
製造者、施工者らの協力なくしては広がるものも広がらない。
もし、少しでも興味ある、ちょっと気になる、なんてことがあったら、どうかメールフォームでその旨をお知らせいただきたい。
ほんの30分で新しい市場を開拓するための手段を手にすることができる。
その開拓される市場では、「地球に蓋しない」自然と人が調和する世界を創造しうるコンクリートテクノロジーの製造・施工が体験できるのだ。
「施工研修会・見学会は《施工者》《製造者》の希望により随時日本中どこでも開催しています」
宮本充也