2021/02/01
【静岡】「みんなが生コンという仕事を通して自分の持ち場を共有し想いを共有することが大切」富士西麓ガーデン

静岡県富士宮。中庭の土間に採用。採用理由はこのところ急増している「デザイン性」。「なんか、普通の土間コンじゃイマイチ物足りない」って感覚は先端を走るナウでおしゃれなお施主さんの共通認識のようだ。そんなことを知れるのも仲間達の現場共有のおかげ。(なみさん共有)。
製造:長岡生コンクリート(担当:まさつぐ)、施工:富士西麓ガーデン(21m2/2.75m3、100㎜厚、4名、1時間)
中庭の土間はおしゃれにしたい
長岡生コンクリートで主に配達業務を担っていらっしゃるなみさんからの現場共有。
伝票に符合して材料の状態や施工前状況など都度まめな共有が関係者全員になされる。
ドライテックを主に担当するまさつぐのような現場に居ない人たちにとってこの共有は非常にありがたい。
IT時代は生コン製造・施工現場でも「あたかも自分も現場にいるような」臨場感で安心して仕事ができる。
施工写真はここまで。
21m2の中庭はお得意様富士西麓ガーデンの4名の手により1時間で完成したという。
なみさんも早く戻って次の現場に行かねばならないので仕上げ完成までは撮影できなかった。
敷設し均しを終えたドライテックはしばらくの間そのままにしておくことができる。
材料が乾いてしまわなければ(白くなり、触ってもペーストが手のひらに付着しなくなってしまう)転圧が可能。
共有された現場状況のメモ。
スマホで入力するよりも現場でメモった内容をそのまま撮影した方が早い。
このような現場でのいちいちの共有は今の時代社内の日報とか情報管理に埋もれるだけじゃなくインターネットで広く世界に共有される。
いつも共有してくださる仲間たちに心から感謝している。
それがなければ、僕の毎日3本のブログも成立しない。
この価値をきちんと全体に共有することで仲間達の貢献に報いたい。
そして、嬉しいことに、このところ長岡生コンクリートのドライテックの出荷もますます充実している。
現場ラストワンマイルにいるすべての人たちがインターネットや連携を通して1つになっているから取り組みは埋もれず見出され普及していく。
今回の採用理由だって、透水性コンクリートがそもそも備えている「水はけ」「排水」「雑草対策」ではなく、「デザイン性」だという。
現場の状況が共有されることで、プロダクトが持つ新たな価値が発見される。
そのプロセスは雪だるまのように繰り返されるに従って増殖していく。
現場で起きていることをそのままにして置くのはもったいない!
ほんの目の端に入るだけでもいい。
そのことでちょっと心が揺れるだけでも十分。
後から振り返って、「あ〜、そんなことあったね」と意識の片隅の話で構わない。
何よりも大切なのは、どんな些細なことでも共有すること。
その共有された情報は関わる全ての人たちの感覚にさらされる。
なみさんから共有された情報は十人十色違った意見を持つだろう。
それが大切なんだと思う。
「デザイン性」
採用理由に目を止めたのは僕だ。
同じ写真。
同じ光景でも見る人によっては全く違った感想を抱くもの。
誰かが「これが正解」と強制することのできないこと。
だから、1人でも多くの人に同じ景色を共有するのが大切。
いろんな人がいろんな見方を持っている、考え方をする、ということをみんなで理解する機会にもなる。
誰かが正しくて、誰かが間違ってるということはない。
今ではもう何度ご採用いただいたか分からない地元静岡県東部の富士西麓ガーデンさん。
もう、普通の生コンのように、当たり前にご注文をお寄せいただき、こちらも普通に納品している。
普通の生コンも含めて、あらゆる現場の状況はお陰様でみんなで共有できている。
前向きなアクションに、間違っている、ということはない。
みんなが生コンという仕事を通して自分の持ち場を共有し想いを共有することが大切。
月曜日の今日も現場の様子は都度共有されている。
みんなが活発に元気に活動している様子が知れるのは誰にとっても嬉しいことだ。
そんな様子を伝えられる形(有益な情報)にして発信するやりがいのある毎日を過ごしている。
関わる全ての人がそれぞれに生き生きと仕事ができるのが一番だ。
プロダクトの普及はそんな環境をも広げることにつながる。
宮本充也