2021/02/13
【茨城】「土間コンの常識を変える」大里ブロック工業・エクスショップ

茨城県。このところ急増している採用理由は、施主からの指定。「バスケットの練習コートがほしい」「土間コンとDRTの相見積もりを取った。広い面積だから、土間コンだと水勾配が必要。ドライテックならば、平らに出来る」という希望だったそうだ。(二見メンバー報告)
製造:大里ブロック工業、施工:エクスショップ施工店(110m2、80~100mm厚、6名、5時間)
バスケの練習コートが欲しい
施工Before。
広いお宅だ。
このところ増えている「バスケットコートを自宅に」というニーズ。
ドライテック採用のテッパン理由である「平らにできる」はつまり水はけ、排水を気にする必要がないポーラスコンクリート舗装の性能に由来する。
とにかく、水の浸透がめちゃ早いのだ。
高圧噴射される水すら流れ広がることなく直ちに吸収してしまうドライテック(透水性コンクリート)脅威の性能を動画でご覧ください。
この性能により、雨上がりすぐに舗装面がからり乾く。
コケ・カビも繁殖しにくいので滑らず汚れにくい。
さらに、水を通すということはつまり空気も通す。
音楽室とか放送室の壁を思い出して貰えばお分かりのようにドリブル音も軽減される。
これは、高速道路などで用いられるポーラス舗装の性能としてもタイヤ音を吸音するということで科学的にも立証されている性能だ。
そんなわけで、バスケの練習用コートが欲しい、というニーズにはもう絶対にドライテックと相場が決まっている。
⚫︎参考記事:「いよいよモニター販売開始!《ballaholic》のバスケットコート完成!」
あの、ストリートバスケ人気ブランドballaholicの家庭用コートパッケージhomecourtでもドライテックは標準仕様されているくらいだ。
大面積の場合施工上のコツは、「スパン分け」。
一気にこれだけの面積を施工することになると作業員が非常に多く必要になってしまう。
一方で、型枠で小刻みにレーンを区分すると、施工単位を小さくすることができ少人数でも難なく施工をすることができる。
この方式は細部にまで目が行き届きやすく初心者にもおすすめ。
慌てずしっかりと施工をすることができる。
施工After。
110m2もの大面積(バスケットコート部分)は6名で5時間で仕上がった。
ご希望通り真っ平らなコートでストレスなくいつでもバスケを楽しんでいただけるはずだ。
以下、実際に施工に携わった皆さんのリアルな声。
「3回目の施工だけれど、やるたびに改善策が出てくる」
「今回は、車1台分(2.5m3)ごとに、区切って施工してみた」
「(縦)継ぎ目の所が難しいですね」
「慣れたら、(土間コンより)こっちの方がいいよ」
慣れたらこっちの方がいいよ
生コンポータルでは5年以内に「土間コンの標準を変える」と唱えている。
本気だ。
常識が変わる時、人は抵抗をする。
毎日毎日一般のお施主さんから寄せられる、「(普通の)土間コンを強要されます。ドライテックを諦めなければならないのでしょうか」という問い合わせ。
本気で頭にくる。
ものづくりの風上にも置けない。
一体、何様のつもりだ。
チャレンジ精神はどこかに行ってしまったのか。
この件については閻魔帳にしっかりと記録をし続けているので、時が来たらきっちりとお返しするつもりなので首を洗ってお待ちください笑。
「慣れたらこっち(ドライテック)の方がいいよ」
これが、プロの言い分だ。
「土間コンの常識を変える」そのために立てている目標値。
製造者1,000社、施工者5,000社。
この目標値に至れば、誰かが気を吐くこともなく、価値は自ずと流通し始める。
現在、生コン製造者は600を数えるまでになった。
圧倒的に、施工者が足りない。
「あちこち当たったのですが、なかなか対応してくれるお店がない」
今は、まだまだ、そんな状態。
悔しい。
焦る。
でも、仕方がない。
やれることはただただひたすら、積極的な製造者や施工者らパートナーと今目の前にある現場をしっかりと納めていくこと。
そして、その現場をインターネットを通じて発信すること。
それ以外にやれることはない。
そんな活動をもうまる5年続けてきた。
この5年で激しく景色は変化した。
ドライテックの名前は一人歩きを始めている。
ワナワナしてしまうが、落ち着いて今日も情報発信に励もう。
もう5年したら世界の景色は激変しているはずさ。
宮本充也