2021/02/14
「結局のところ安いの?高いの?《ドライテック》とことん《安く》買う方法」

インターネットを眺めていると、ドライテックの価格に関する評価は未だ定まっていないようだ。施工を伴うプロダクトである以上現場環境(条件)によって、あるいは比較対象の舗装材料によって、高くもなれば安くもなるのが現実。それでも安く買いたい。「ドライテックをとことん安く買う方法」。
安く買う《裏技》教えます
透水性コンクリートドライテック講座 #7 ドライテックは結局安いの?
⚫︎参考記事1: 《庭ファン》「気になる価格差 土間コンvsドライテック」外構YouTuber/エクステリア情報配信
⚫︎参考記事2: 「あと数年したら土間コンと同じような価格になるかなー」庭ファンに寄せられた質問に勝手に答えるシリーズ#3
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【奥義】ドライテックをとことん安く買う方法
相手を攻略するためには、まずは相手をとことん知り尽くすことから始める。
兵法の鉄則である。
インターネットを眺めていると、未だにドライテックが高いのか安いのかの評価については分かれているようだ。
仕方がない。
大手企業が独自の販売網で画一的なサービスを提供しているのと違って、ドライテックはそれぞれの地域でそれぞれの製造者や施工者らの主体性に委ねられて流通している。
稀な流通体系だ。
だから、生コンポータルなどドライテック関係者の意に沿わない流通実態も時に目にする。
⚫︎参考記事3: 「やってくれる施工業者が見つかりません。諦めなければならないのでしょうか」生コンポータル直営施工のご案内
それに、実際の現場条件から「土間コン(他の舗装材)よりも高くなる」こともある。
逆に、排水その他のことを考えると、「ドライテックが一番安い」ももちろんある。
ドライテックの製造者(生コン屋さん)や施工者(エクステリア専門業者)などの利益に対する考え方も十人十色。
結果、アウトプットされるプライスは多くの変数を包含しているため、ケースバイケースになる。
無論、時の経過や普及の度合いに応じてプライスは需要と供給の原則から今よりも低価格に安定することは間違いないだろう。
それだけ頻繁に製造、施工されるようになれば、効率化が図られるからだ。
ただ、今回はそんな状況にあって、生コンポータルは1つの結論を提示したい。
何がなんでもやすく購入したいという一般・お施主さんに向けて奥義を示したい。
「ドライテックをとことん安く買う方法」
以下に詳細にまとめていきたい。
DIYに挑戦すれば材料代だけで施工が完成
最初から極論だが、DIY(自分で施工する)を選べば当然のことながら一番安く購入できる。
仮に1m3(材料代40,000円)で8m2施工できるとしたら、40000円 ÷ 8m2 = 5,000円/m2でドライテックを買える(掘削、路盤、型枠工別)。
m2あたり5,000円。
土間コンより安いはずだ。
施工実績をあらかじめ予習しておく。
動画を何回も繰り返し再生して視聴する。
安く買うためにはそれなりの努力が必要であるためその点は覚悟を促したい。
それでも、不安。
素人の自分達にできるだろうか。
尤もな疑問だ。
それなら、施工指導員制度なるものの利用を提案したい。
⚫︎参考記事4: 「絶賛!人気No.1施工指導員が日本中の現場に駆け付けます!!」
通常実費50,000円を申し受けるところだが、その施工現場を近隣施工者あるいは製造者向けの見学会として提供いただくことで無料にすることができる。
施工指導経験豊富な施工指導員が立ち会えばまず大過なくドライテックは完成するはずだ。
実際にDIYをやるとかやらないとかではない。知ることで安くできる施工原価!
みんな、アウトドア好きとか、DIYが趣味、とかってわけじゃない。
それはわかる。
だから、上述の説明に対して、「反則、無理」と言いたい気持ちもよくわかる。
無論、生コンポータルとて全ての施主に無闇にDIYをお勧めする立場ではない。
そんなこと土台無理だ。
なんのためにプロの施工者が世の中にごまんといるのか道理が立たなくなる。
ただ、DIYを決意することでドライテックの原価構成をとことん理解することができる。
つまり、プロ施工者から提示された施工単価を適正に評価する目を養うことができるということを伝えたい。
無論、施工者も製造者もプロである以上利益は必要だ。
あなただってバイトや仕事をしたらその対価を求めるだろう。
それは、当然のことだ。
ただ、その対価が適正かそうではないかの知識を持っておくことは邪魔にはならない。
そのきっかけとしてドライテックのDIYをとことん検討する。
実際にどのくらいの作業員が必要になるのか。
どの程度の材料が必要か。
エクステリアの工事業者の適正な利益率から鑑みてその工事代金は適正なのか。
そこまで考えればもしかしたら渋る施工業者に依頼するよりも自分で作業員に日当払って施工したほうがいいって結論になっちゃうかもしれないけど笑。
仮に、あまりに不当な見積もりだということがわかればぜひメールフォームにその旨をお知らせください。
当方で正式にその業者にクレームを入れます。
生コンポータルではドライテックを希望されるお施主さんにとことん寄り添うつもり。
なるべくなら任せて安心のご当地の施工業者さんに出会ってもらえるよう支えになりたい。
無論、庭づくりはドライテックだけじゃないからだ。
ただ、それでも、どうしても安く買いたいっていうのなら、それならやっぱりそれなりの覚悟が求められる。
今はまだ過渡期。
もっともっと多くの製造者や施工者が次世代のマテリアルドライテックを扱うようになればもっともっとストレスなく市場と顧客に届くようになるだろう。
生コンポータルではそれを5年以内と見ている。
その5年以内、無論何もしないで指を加えて見てるわけじゃない。
なるべく価値が市場と顧客に浸透するようにすべきことはきちんとしていく覚悟だ。
ありがたいことにこのところ多く寄せられる「結局のところ安いの?高いの?ドライテック」という質問。
5年以内に「安い」という評価を確立してスタンダードとして認知を得るために。
今日も明日もひたすら情報発信は続く。
宮本充也