2021/02/23
「真砂土舗装関係者の皆さんはどうかご覧頂かないようお願いします」徹底比較

一本前のブログではものすごく他人のことを褒めちぎっていただけに我ながら分裂気味だなあと反省しないでもない。「真砂土舗装関係者の皆さんはどうかご覧戴かないようお願いします」。比較というよりも、一方的にディスる。本当は真砂土を愛してるんです。素直になれなくてごめんなさい。
親愛なる真砂土舗装様
透水性コンクリートドライテック講座 #10 ドライテックと真砂土舗装
00:00 オープニング
00:17 講師:宮本による挨拶
00:35 趣旨説明<エクステリアでDIYといえば「真砂土」が浮かんでくる人も多いのではないでしょうか>
01:00 真砂土舗装の特徴
02:02 真砂土舗装の落とし穴(DIY)
04:32 ドライテックのDIY
06:17 環境性能
08:30 質問)そうはいっても、真砂土は"土"だから身体によいのでは?
10:29 反省と次回予告!
朝起きると、「あ〜あ、また学校行かなきゃならない」という気分みたいなものだろうか。
今の僕の気分をいえば、「あ〜あ、また他の舗装材の悪口書かなきゃならない」みたいな感じだ。
(「じゃあ、書くなよ」と思った人は非常に真っ当な生き方をしているはずなので自信を持っていいだろう)
僕だって本意ではないのだ。
ドライテックの価値のみを論っていれば誰も不幸にならないし僕自信気持ちも清々しい。
なぜ、火中の栗を拾うのか。
それは、市場と顧客のためだ。
「比較することで幸せにはなれない」
よく言ったものだと思う。
自分の人生を生きよう。
あなたは、あなた。
他人の人生は生きれない。
だから、「〜〜になりたい」ではなく、「〜〜をやりたい」という自分の気持ちに正直であるべき。
比較したって意味がないのだ。
そして、僕も自分自身の心の奥底をじっくりと眺めてみる。
僕は果たして何がやりたいのか。
心根で囁かれる魂の小さな声が徐々に輪郭をはっきりとさせてきた。
「真砂土舗装をdisりたい」
さて、YouTube動画に加えて以下にテキストで真砂土様のちょっといけてない部分について述べていきたいと思う。
真砂土舗装の落とし穴(DIY):
真砂土舗装のメーカーの多くは詐欺師だ。
これは、実際に真砂土材料を製造しているメーカーの社長が言っていたのだから間違いない。
⚫︎参考記事: 「欺瞞あふれる《真砂土》《DIY》の世直し!」エクスショップから《真砂固》(まさこ)リリース!(陽光物産)
駐車場として利用されている真砂土舗装がパッケージにレイアウトされている。
これって普通、それみたら、「あぁ、真砂土舗装は駐車場にも利用できるほど固いんだね」と思って当然だ。
しかし、騙されてはいけない。
強度性能を示す、21N/mm2の表記の下には、ち〜〜〜〜〜っさく、こう書かれているのだ。
「ミキサーを利用して製造した場合の強度です」
大きな声でずこ〜と言いそうになる。
そもそも、真砂土のDIYは敷設してジョロで水を垂らして終わりと相場が決まっているのだ。
施工例としてパッケージにも記載されている。
それを、いけしゃあしゃあと「ミキサーを利用して製造した場合の強度です」とは何事だっ。
一般のDIYerがそんな大層なことをするわけないだろっ。
しかも、駐車場といえば15〜30m2の規模だ。
プロでも手に余る。
事実敷設してジョロで水を垂らしただけの真砂土舗装は数年でこんな風にグダグダになる。
隊長!!草も生えてますし、苔でものすごく舗装面が汚れておりますっ!!
ドライテックのDIY:
一方の、ドライテック。
材料は品質管理が徹底された生コン製造所でkg単位で計量され配合される。
あらかじめ水も練り込まれた状態で現場に到着するから「上からジョロの水を垂らす」みたいないい加減な施工とはならない。
あなたは仮にプロの施工者ではなかったとしても非常に簡単な施工フローを予習し施工指導員の立会を依頼すれば無論ちゃんとした仕上がり、ちゃんとした強度が確保される。
【透水宣言】DIYで透水性コンクリート ドライテック の駐車場を施工するマニュアル
真砂土舗装の袋に記載されているような詐欺まがいの嘘偽りはありません。
どうしても不安な人は施工実績やYouTubeの庭コン生コンポータルを一覧して貰えば必ず納得してもらえるはずだ。
実際に多くの人たちがDIYに挑戦して喜びの声を寄せてくださっている。
環境性能:
「真砂土は土由来だから、生コンのように工業製品じゃないし、環境配慮してんじゃね?」
みたいな、単純な発想を持つことは危険だ。
ごめん。
確かに、今の生コンクリートは大地を削りその原料を得ている。
でもさ、土だって一緒じゃん、である。
さらに、「土由来で環境調和」とか言ってますけど、そもそも実際透水性能はかなり限定的だし数年で表面ボコボコになって水たまりとかしてますよね?
実際水溜まってる真砂土よく見かけますし。
一方のドライテックはその透水性能、つまり、「地球に蓋しない」性能は折り紙付きだ。
この16年一度として透水性能、つまり水たまりでクレームを頂戴したことはない!
(品質管理の問題で最初から空隙が潰れている状態で施工した場合は別)
真砂土と違って雨水の侵食による劣化現象も見られない。
僕は真砂土舗装が侵食による劣化作用で凸凹になっているのを見たことがある!
⚫︎参考記事: 【土系舗装】の真実「自然と調和する舗装は真砂土なのか?」
質問)そうはいっても、真砂土は"土"だから身体によいのでは?:
でた!
出ました!
土だから、自然由来、みたいなえせオーガニック野郎みたいな論法!
はいはい、土は確かに自然由来ですが、ドライテック(生コン)も自然のものが形を変えているだけですので、自然由来っす。
アスファルトみたいな石油製品、プラスチックではないっす(流れ弾に当たらせちゃってごめんね、アスファルト)。
「でも、土だから歩くときのクッション性とかいいんでしょ?」
出ました、ここでも摩擦土メーカーの詐欺にまんまと翻弄されている気の毒な市民の声。
「あなたの家の玄関は門から何km歩かなきゃならないんですか?」
である。
そもそも、メーカーが言ってることが正しい(21N/mm2の強度発言)のであればクッション性もクソもない。
そして、そもそも強度がないから凹凸になったり水が溜まったりしているのだ。
まやかしから目を覚ましてくれ!!
そこまでクッション性が欲しいならもう舗装なんかしないで雑草に苦しんでくれ!!
というわけで、ついつい筆が乗りまして今回もとっぷりと他の舗装材の粗探しをしてしまった。
僕は本当に真砂土のことを愛してるんだなあ。
おにぎりが食べたいんだなあ。
本当に素直になれない僕って愛くるしいんだなあ。
愛こそ、全て。
真砂土舗装を全否定しているかのように見える動画やブログのように見えるかもしれないが、それもまやかしだ。
愛が過ぎているだけだ。
「真砂土舗装関係者の皆さんはどうかご覧頂かないようお願いします」
でも、なるべくなら関係者の方々にはご覧いただかないよう願っております。
お互い、気分良く1日を過ごしたいもんね笑。
もしもドライテックに対して反論があるようであれば堂々とYouTube上でその論旨を展開されたし。
こちらも堂々と受けて立とう。
愛し合おうじゃないか!
宮本充也