2021/02/27
「インターロッキングはもう懲り懲り」「管路復旧に有効はデマ」

このところ愛が深すぎてアスファルトをはじめその他舗装を疑いがちな宮本にその他舗装の悪口を与えると喜びます。「管路復旧にインターロッキングは有効はデマ」。先日All round新井さんと同行していたときに聞いた衝撃の事実について。
ブロックだから管路復旧には向いてるという思い込み
インターロッキングは現地で目地砂を撒きながらブロック相互を噛み合わせながら一体として構築する舗装。
路盤の上で高さ調整を行いながら噛み合わせていく。
なるべく隙間のできないようにぎっしりと。
そして、供用が始まる。
その上を無数の車両や人々の往来がある。
馴染む。
そして、地下埋設物の更新(下水や上水、或いは給電配線など)または街路樹の値上がりなどが発生する。
舗装は撤去される。
或いは、地下設備の撤去、更新が行われる。
新品が埋設されたらまた埋戻し、下層路盤、そして管路復旧、取り除いてあったインターロッキングブロックをまたその隙間に戻す。
だから、余計な材料を新たに購入する必要がなくお手軽。
これが、インターロッキングブロックのアドバンテージ。
そのように僕はドライテックを営業し始めた16年ほど前にいろんな人から聞かされた。
(出典:https://images.app.goo.gl/X7h4GcKCgV5HuDnv5)
(出典:https://sp-kougyoukai.jp/case/proposal/case_8.html)
(出典:https://images.app.goo.gl/yKRa14p4QQvvsCbr7)
街中、歩道を歩いているとよく見かけるインターロッキングを剥がしてアスファルトが埋められている舗装。
根上りと言って街路樹の根っこが養分と光や酸素を求めて上に上がってくる現象。
透水性の低い舗装で蓋されている地面だと起きやすいことが知られている。
また、値上がりだけじゃない。
管路復旧の後にもそのインターロッキングブロックだったところが黒いアスファルト、或いはコンクリートで埋められているのをよく目にすることだろう。
なぜ?
復旧に再利用できるからインターロッキングという説明と異なる現実について。
同行中にAll roundの新井さんからその理由を聞いた。
いわく、
インターロッキングは供用されている最中に緊張状態で噛み合わされているため、一部を取り外すとその緊張の皺寄せは全てそこに集中してしまう。
だから、取り外した箇所は外す前よりもその空きスペースが微妙に小さくなる。
地下埋設物の撤去更新が終わって、いざインターロッキングをはめ込もうとしてもできない。
現地でコンクリートカッターを用いて微妙な整形をするのは実際に現実的じゃない。
だから、容易に手に入るアスファルトやコンクリートで埋めちゃえ。
これが、現実となっている。
そっちの方が安いからだ。
それに、実際に値上がりとか目地からの雑草に普段悩まされているもんだから、「インターロッキングはもう懲り懲り」という発注者(施主)の心理も後押しする。
無論、値上がりの場合は根っこが突き出ちゃってる状態だからブロックをそこに綺麗にはめ込もうなんて土台無理な話。
結果的に追従性があるとされているアスファルトのようなものが蓋され根本的な解決には至らない。
くだくだしくあれこれ解説を書いたが、何を言いたいかというと、ドライテックが一番いいよってこと笑。
管路復旧の際に用いられる舗装材料はごく少量。
だから、わざわざ生コン屋さんに来てもらうほどのこともない。
ドライテックはちょっと。
そんな声が聞こえてきそうなので先回りして実はパッケージタイプのドライテックはエクスショップなどから発売されていることを紹介したい。
現地で製造、施工が自分都合でできる。
透水宣言 袋物DIYマニュアル 前編 ドライテック
透水宣言 袋物DIYマニュアル 後編 ドライテック
透水宣言 袋物DIYマニュアル 短縮版 ドライテック
地球に蓋しないから、値上がりの根本原因も癒すことができる。
現地でブロックを加工したりする必要もないから騒音や粉塵など環境負荷を発生させることもない。
なんて素晴らしいんだ、ドライテック。
ちょっと今日は気を抜いていたせいかブログのネタを欠乏させてしまいついつい他の舗装材の悪口を書いてしまった。
苦し紛れの悪口だ。
「管路復旧に有効はデマ」
許せ、インターロッキング。
愛が深すぎただけだ。
こうして毎日毎日「ドライテック+何か」をテーマにブログ書き続けてればきっとドライテックが世間の舗装の常識になっていくんだろう。
5年前ブログを書き始めた頃から今を比較するとその描かれている曲線は二次関数のそれだ。
3〜4年低空飛行を続けていたドライテックの成長曲線だが、今に来て立ち上がりが90度に近いものがある。
ここからさらに5年経過すれば、あらゆる常識を飲み込んでしまうことだって十分可能性はある。
最後は何が言いたいのかよくわからなくなってきたが以上で本日2本目のブログを終了とさせていただこう。
地球に蓋しないドライテックはあなたと共に地球環境を癒します。
宮本充也