2021/02/28
【埼玉】「埋もれるよりむかつかれた方がマシだ」川村興産

埼玉県川越市。丸壽産業齋藤僚太さんの手配により川村興産生コン工場構内にて製造・施工体験を兼ねたドライテック施工見学会が開催された。こうしてパートナーの支援により日々ドライテックの製造・施工体制はアップデートされている。
製造:川村興産(担当:川村拓也)、施工:DIY
日々アップデートされる製造・施工体制
転圧の前にドライテックの表面が粗い・細かいを見極める方法を敷き均された表面を実際に観察しながら解説している動画
施工中に材料が柔らかすぎてドライテックの水を通すための空隙が潰れてしまっているような時にそこをリカバリーする方法を伝える動画なのに肝心なリカバリーしている部分が撮影されてねえよ、おい!
毎月全国全ての生コン製造者にFAX DMを送りつけてます
今回の川村興産さんもその1社だった。
しつこくしつこく、もう3年は送り続けているだろうか。
生コン製造者だけじゃない。
施工者(造園・エクステリア関連)にもしつこくしつこく送り続けている。
若干、挑発気味な惹句を弄して製造者や施工者らに向けて情報を発信し続けている。
埋もれるよりもむかつかれた方がマシだ。
知られないより、知られる方を優先する。
好きになってもらいたいなんて1mmも思っていない。
無関心よりも、怒りを集めたいとすら思っている。
なにせ16年前には、0だったのだ。
先行プロダクトであり僕も尊敬を寄せる佐藤渡辺が展開するパーミアコンもごく一部の生コン製造者の協力を得ているに過ぎなかった。
そんな閉鎖的な生コン産業にあって、知られていなければいつまで経っても埋もれることを意味する。
だから、しつこくしつこく当初は足を使って、そして今ではインターネットという飛び道具も利用して、情報発信をしつこく行なっている。
といっても足を止めているわけじゃない。
今週も北九州や岡山(おなじみ)で仕事をしていた。
その大半は出張先なのにリモート笑。
ポーラスコンクリート舗装をどこか特別なプロダクトとして当社が糊口を凌ぐための商材にするつもりは一切ない。
ドライテックに限らず、僕たちはポーラスコンクリートが世界の飢餓を癒すものだと信じ切っている。
大地に蓋しない。
降雨は舗装に遮られることなく、地下水系や樹木や草花の根系に届く。
大地の呼吸は止まらない。
一雨降れば涼やかな風はそよぎ出す。
ヒートアイランド現象やゲリラ豪雨といった現代の病も癒される。
自然と人が調和する世界を創造する。
そのためには、特定の企業の特定のプロダクトであってはならない。
あらゆる関係者が自由に参加できるような普遍的なものでなくてはならない。
そのためには、資源循環型社会のハブたる生コン製造者が当たり前のようにこのプロダクトの製造に関わる必要がある。
残念なことに一部地域ではその地域の習わしとして新しいものを受け付けない市場特性により製造体制の構築が阻まれているエリアもある。
でも、癇癪を起こしてはならない。
丹念に、熱心に、ひたすら続けていれば、いよいよ世界の景色は変わっていく。
16年の足跡を振り返れば。
そして、今日でまる5年の節目を迎えるインターネットによる情報発信の歴史を紐解けば自ずとわかる。
絶対に世界の景色は変化する。
川村興産さんは川越の生コン屋さんだそうで、無論僕は一度もお会いしたこともないしどんな人々がそこに従事しているかも存じない。
世界が求める声に応えようとするそんな真摯な生コンラストワンマイルと繋がるために。
ひたすらこれからも自分たちが信じるところを続けていきたいと思う。
宮本充也