2021/03/10
【福岡】「自分が施工するより施工指導の方が大変!!」野方菱光・ハウジングカフェ

福岡県春日市上白水。発注者のF.L d.wは以前生コンポータルのオンラインセミナーを受講しドライテックについて興味を持っていた。今後の自社物件に積極的に採用するため、今回初のドライテック施工体験となった。 (施工指導:All round)
製造:野方菱光、施工:ハウジングカフェ(35m2/4.5m3、100mm厚、3名、3時間半、発注者:F.L d.w.)
今後積極的に採用したい
材料はご当地の雄・野方菱光から届いた。
施工Before & After集。
この現場では特に水はけが問題となる家周りに部分的にドライテックが施工された。
施工中に材料が途切れた場合はジョイント部分が乾燥して骨材飛散やロットムラがひどくならないようブルーシート等で養生する。
施工After。
仕上げにアプローチ部分を仕上げて完成。
初の施工ながらも35m2(4.5m3)の面積を3名で3時間半。
犬走部分を中心に施工箇所が各所に散らばっているため従来であれば1日がかりの施工になりそうなところだがドライテックのアドバンテージが遺憾なく発揮された。
自分が施工するより施工指導の方が大変!
施工指導に立ち会ったAll roundあらいさんからのご丁寧なレポート。
このところ施工指導員はこうして社外のパートナーに委ねられるケースが増えてきた。
⚫︎参考記事: 「絶賛!人気No.1施工指導員が日本中の現場に駆け付けます!!」
静岡から九州まで移動したら移動経費だけで大変な負担となる。
All round新井さんは昨年からドライテックの普及を共にしている施工者。
「自分が施工するより施工指導の方が大変!!」
きっとあれこれ口出しするんじゃなくて、手出ししたくてうずうずしていただろう笑。
だが、施工指導員は指導員であり作業員として参っているわけではない。
「小善、大悪に似たり。大善、非常に似たる」
良かれと思って手出しをしても、最終成果物(出来形)には責任を持てないため心を鬼にして施工者らの主体性に委ねるようにしている。
全てとはいかないけれど、発注されるドライテックの現場にはなるべく施工指導員がお伺いをして写真や現場での感想を記録するようにしている。
それら貴重なデータは伝えられる形として組織やパートナーの間で共有され、ブログや動画などで一般も含めてインターネットで発信(伝える)される。
この繰り返しの日々だ。
目にする人たちにとっては断片かもしれない。
体系立った情報ではないかもしれない。
数十秒の動画、数分、数十分の動画、2〜3分で読み下すことのできるテキスト、画像、SNSでの投稿。
そんな情報発信もまる5年を数える。
今回のように、「今後の物件で積極的に提案していきたい」とおっしゃっていただける方々も増えてきた。
今日も東京都と滋賀県でドライテックの見学会が開催されているようだ。
質よりも量を重視した情報発信は今日も続く。
宮本充也