2021/03/12
【徳島】「公共施設《道の駅》車椅子用駐車場と通路に採用」松尾建材・中央建設

徳島県。道の駅「藍ランドうだつ」車いす用駐車場にてDRTを採用。採用理由は、既存の洗い出し土間コンと似たような見た目のものを探していた。松尾建材で、ドライテックを製造していることを知り採用となる。 (施工指導員:二見メンバー)
製造:松尾建材(担当:橋本さん)、施工:中央建設(45m2/5m3、80~100mm、4人名、3時間)
道の駅で採用、決め手は「見た目」
松尾建材(https://www.matsuo-kenzai.com/dry_tech/)では昨年から本格的にドライテックの製造が始まっている。
今回受注した中央建設は道の駅車椅子用駐車場に洗い出しコンクリートとテクチャの似ている舗装材を探していた。
1つには、スリップ対策。
表面の骨材が洗い出されているゴツゴツした舗装面は滑り抵抗性を有している。
さらに、見た目。
どこにでもあるようなつまらない見た目ではなく、洗い出しのような味のある舗装材。
さらには、水はけ対策にもなるようなものを探していたらドライテックを見つけ当てた。
徳島県内で展開する変態社長松尾建材で製造していることを知り問い合わせて採用となった。
施工After。
車椅子用駐車場から道の駅に続く通路(歩道)部分45m2は4人で3時間で完成。
施工者の声
「平らに仕上げられて良かった」
「不陸を取るのに時間がかかるね」
「(タンパを)叩くのが大変だねぇ」
「(施工は)早いけど、せわしないなぁ」
従来の土間コンの場合1日がかりでもっと作業員が必要となる。
そう考えると、このような施工者の感想もありっちゃあり笑。
まあ、何事もネガティブに捉えようと思えば捉えられるもんなので、この手の感想も甘んじて受けよう。
僕は何事も前向き・ポジティブに捉えようとする性質なので結構新鮮な意見だ。
名刺をくれなかった中央建設さんの作業員の皆さんの声でした。
道の駅など進む公共施設での採用
どちらかといえば、民間建築外溝やエクステリアに携わっている人たちの方が変化に慣れているように思える。
公共事業は一旦成立してしまった仕様(スペック)は良くも悪くも変わりにくい。
無論、不特定多数の大勢の人々が使用するため、繰り返しその安全性が検証されたプロダクトが採用される。
例えば、インターロッキングとか、樹脂舗装とか、今回引き合いに出された洗い出しコンクリートなんかもそう。
長年の歴史で公共事業で採用された実績が豊富にあるため発注担当者や受注者も安心して採用することができる。
そして、そんな安心・安全の舗装材歳て仲間入りし始めているのがドライテック。
「地球に蓋しない」という自然環境に配慮した性能。
路面滞水のないことでコケ・カビの生育がしにくく、表面がゴツゴツしているため滑り・転倒しにくい。
汚れを運んでくる水もあっという間にそのまま吸い込まれてしまうため表面はいつまでも綺麗なまま。
ドライテックは16年の歴史を数えるが、公共事業での採用実績も数えきれない。
いよいよ公共施設で当たり前のように採用されるようになり感慨深い。
特に今回のように車椅子用駐車場と通路ということであればその性能は右に出るものはない。
いずれの地域でもドライテックをググったりSNSで検索してみれば見つけることのできる製造・施工体制。
電気、水道が当たり前になっているのは、ニーズがあるからではなくその供給体制「蛇口をひねれば」「スイッチを押せば」と言う身近さ。
「生コンをもっと身近に」することで人々の暮らしは豊かになるはず。
そんな思いでこれまで電気や水道のように供給体制の構築に勤しんできた。
徳島で探せば松尾建材がすぐにヒットするように。
全国各地でそんな身近さを提供できるよう努めてきた。
エクステリア界では昨年本格的に認知が進み標準的な舗装の1に数えられた。
ここからは桁が変わってくるだろう。
公共施設・公共事業での本格採用。
世界の地面の当たり前が変わる。
それは、ニーズがあるからではない。
もちろん、ニーズがあるのは大前提だけど、それよりも大切なのはその供給インフラ。
辺境で今日もものづくりに勤しむ生コンラストワンマイル(生コン製造・施工)一人一人の認知や理解。
そのために、飽きもせず今日も毎日ブログ3本。
世界の景色が変わり始める興奮が今日も地味な活動の背中を押す。
宮本充也