2021/03/14
【滋賀】「どこにいたって共感ひとつで絆が生まれる」京都福田・ワンスタイル

滋賀県栗東市。昨年滋賀県初のドライテック施工を果たしたワンスタイルがまたも駐車場案件で受注。滋賀県における製造者の理解がなかなか得られない中、京都府の京都福田洛南工場から材料が届けられた。険しいながらも地球に蓋しないコンクリートはたくましく成長を始めた。
製造:京都福田洛南工場(担当:山城修二)、施工:ワンスタイル(担当:池田道、56m2/7m3、100mm厚、4名、1時間45分)
滋賀県はワンスタイル
施工After。
2区画に分けられた施工は56m2を4名で2時間もせずに完成。
このスピード感がドライテック最大の強みだ。
普通は2日〜3日の土間コンがたった1日で他の作業も!
オンラインセミナーへの問い合わせがバズり始めた。
昨年からドライテック購入希望の問い合わせ件数はバズっていた。
主に一般ユーザーから寄せられるものだった。
一般ユーザーからのニーズはあった。
「水を飲みたい」
というニーズがあっても、そこに蛇口と水道というインフラ(供給体制)がなければニーズは満たされない。
それと同じことで、「ドライテックが欲しい」というニーズはあったとしても、蛇口のように身近な施工・製造体制が整備されていなければそのニーズは満たされない。
しつこく、しつこく、製造・施工インフラの構築を図ってきた。
「もう、送ってくるな!」
と言われながらもしつこく、しつこく、DMを配信し続けている。
担当のゆきのさんも「送ってくるな!」のクレームは慣れたもので、テキパキと配信不要リストにポイしている笑。
毎月5000件を超す造園・エクステリア関連企業に FAX DMを配信している。
もう、数年来のことだ。
生コン製造者らにも送り続けている。
こちらも、同様だ。
そして、芽吹き始めた。
昨日も17時半からスマホでセミナーを開催した。
長野県諏訪エリアで営む中村工務店の白鳥さんとのセッション。
「諏訪エリアでは初のようなのでHPでガンガンPRしていきたいです!」
https://nakamura-komuten.co.jp/
そして、今週もすでに5件のエントリを見ている。
「毎晩YouTube見て勉強してました」
「施工実績やSNSであらかた理解はしてるつもりです」
現場ラストワンマイルで活躍する施工者の方々との交流はコロナ禍非常に合理的になった。
わざわざ遠くまで電車や飛行機で伺う必要がない。
さながら同じ部屋で会話するかのようにコンクリートの技術について交流できる。
「知ってる職人がドライテックを施工してるのをYouTubeで偶然見かけたんです」
点と点がつながり始める。
雪だるま式に施工者らの共感が寄せられるようになってきた。
例えば、今週のように5件毎週絆が生まれれば、1年で52週だから260者の施工者の方々との交流が生まれる。
5年で1300者。
きっと世界の景色はこうして少しずつだけれど変化していくのだろう。
コロナ禍万歳だ。
「通常土間コンといえば、事前工(ワイヤーメッシュや排水設備)を考えると2〜3日は取られるが、ワイヤーメッシュも排水もいらないドライテックなら1日で終わる。さらには、植栽やブロック積みなど他の作業だってできる」
これが、施工者に喜ばれる所以だ。
無論、原価も圧縮できる。
プライスも付加価値分高く買っていただける。
何でもかんでも安くなら、従来の土間コンを買って水捌けや水勾配に悩んでいればいいのだ笑。
滋賀県も、長野県も、沖縄県も、どこにいたって共感ひとつで絆が生まれる。
「電灯を灯したい」
ニーズがあっても、コンセントやそこに至るまでの送電・配電インフラがなければ、そのニーズは満たされない。
どこかの街の、何某さんさんの、「地球に蓋したくない」「ぬかるみ(みずたまり)や雑草から解放されたい」というニーズは、製造者や施工者らの共感というインフラがあってこそ、満たされる。
大切なのはニーズを探し当てることじゃない。
ニーズを満たすための共感インフラを構築すること。
僕の経営の先生、安本先生から頂いた言葉。
「自前の流通を作りなさい」
これまでの縦割り・階層で分断されてきた産業構造ではない、シームレスで流動的な流通構造への転換。
コロナ禍、インターネットと企業関連系で、その動きはいよいよ活発化している。
宮本充也