2021/03/27
【埼玉】「もともと植木と芝だった」渋谷建材・宮崎基工

埼玉県北葛飾郡。もともと植木と芝だったが歳をとってからの草取りが大変になるのでドライテックで平らにしたいと施主からリクエストがあった。初めての施工でありながらも何回か動画を見て勉強して施工。
製造:渋谷建材(担当:大曽根勇太)、施工:宮崎基工(担当:宮崎和弘、110m2、80mm厚、4名、5時間)
歳をとってからの草取りが大変になる
生コンは関東で(もしかしたら日本で)1番小型車を多く保有している川越・渋谷建材から。
おしゃれなツリーサークル。
周囲をドライテックで「地球に蓋しない」ことで生き生きと実ることになるはずだ。
施工After。
110m2という規模をたった4名で施工(5時間)できるのも、面積を区割りして単位施工面積を小さくしているから。
今回初の施工ということだったそうだが事前に何度も動画で予習して初めから熟練施工者の仕上がりとなっている。
お庭のリフォームにもドライテック
もともと植木と芝の青々と美しいお庭だったそうだ。
「歳をとってからの草取りが大変になる」
今後のことを考えて今のうちから備えた。
それでもアスファルトやコンクリートで庭を蓋してしまうのは忍びない。
青々としていたお庭の名残も楽しみたい。
ツリーサークルで植木を残し周りをドライテックにすれば根系にもきちんと水と酸素が届く。
青々と枝ぶりを広げることだろう。
1級造園施工管理技士の僕から見ても素晴らしいプランだと思う笑。
こうしておけばご要望通りに草が生えてくる心配もしなくていい。
雨が降ってもぬかるむことはないし水と空気が流通(呼吸)する舗装だから照り返しも少ない。
これから迎える夏でも打ち水をすれば環境温度がグッと下がりそよ風が吹き始める。
小さな子供たちが大好きなウォーターパーティーも楽しめる。
水勾配だってつけなくていい。
排水も気にしなくていい。
それにしても、とても計画的なお施主さんだと思った。
何も考えずに土間コンで舗装して雨水を隣地に流出させるような人もいる中で、歳をとってからのことを考えて今のうちから備えておくなんて素敵な方だ。
もともと植木と芝だったのを舗装してしまうのはきっと寂しかろう。
でも、芝生ってのはやっぱり除草とか芝刈りとか手がかかるのも現実。
自然と大地が大好きな人でもドライテックなら調和できるから選ばれるのかもしれない。
庭いじり、植木、ガーデニング、家庭菜園。
憧れるけど、実際生活の中に組み込まれると結構大変。
「もともと植木と芝だったが歳をとってからの草取りが大変になるので」
こんな理由で僕たち生コン製造者が選ばれたのはとても誇らしいことだ。
大地を覆い尽くしてしまう悪者と思われるかもしれないが実はこんな貢献ができるのも生コン屋さん。
自然と人が調和する世界を創造するコンクリート。
新築だけじゃない。
10年、20年と暮らしてみて、リフォームしようって時でもドライテックはお役に立てるようだ。
宮本充也