2017/05/28
「三重のびり砂利はとても粒形が美しい」 透水・粒形・曲げ・地産地消・舗装

毎日ランニングしてブログ書いている人になれた気がする
なんか本当に毎日ランニングしてブログを書いているのだ。
子供のころの僕が今の僕を見たらなんて思うだろうか?
「ブロガーじゃん」
だろうか?
生コンブログの始まりである。
たまにはまじめに仕事の話を書いてみたい。
現在、透水性コンクリート「ドライテック」は全国普及をしている。
GNN元気な生コンネットワークの拡大とともに、
透水性コンクリート供給インフラも広がっている。
三重県北部においてGNNを通して親しくさせていただいている、
イワノ工業
やんちゃなブラザー2人で経営されている素敵な工場。
そんなイメージを持っている。
※担当まさつ曰く「三重の"びり砂利"はとても粒形が美しい」
※全国土地土地で骨材粒形に特徴が様々
そんなイワノ工業さんでも透水性コンクリートの製造がはじまる。
以前のDM効果もありイワノさんのお客様からドライテックの引き合いが寄せられた。
全国には3400と言われる工場が点在している。
1都1道2府43県の地域があって、
そこにそれぞれ生コン工場が操業している。
JIS A 5308は基本全国標準を目的としている。
工業規格だから当然かもしれない。
需要家にとっては北海道でも沖縄でも同じものを手に入れられる。
これは素敵だ。
価値がある。
ただ、それって可能不可能で考えた場合どうだろう?
凍結融解という現象に関していえば、
北海道も沖縄も空気量4.5パーセントを要求されるべきだろうか?
(※ちと専門的で失礼しました)
これを透水性コンクリートで考えてみたい。
確かに消費者を守る必要最低限の性能は満足すべき。
例えば、
・透水係数→きちんと水たまりができないように水を透す度合
・曲げ強度や版厚→車がのっても割れないだけの強さ
みたいなのは誰にとっても大切な指標だろう。
「静岡の透水性コンクリートはぱりぱり割れていいよねー」
とか、
「山梨のドライテックは水たまっちゃうんだよー。おちゃめだよなー」
みたいなことは許されない。
ただ、担当まさつが言うように、
「三重のびり砂利はとても粒形が美しい」
みたいなのって、とっても素敵じゃなかろうか?
例えば、旅先で大手チェーンが展開する居酒屋で夕飯をとるだろうか?
やっぱりその土地のものを食べたい。
それが普通の要求だろう。
生コンクリートというのは地場産業。
地産地消産業とも言い換えることができるかもしれない。
働いている人もその土地の人が多い。
その土地でとれるものを利用して生コンに再生産している。
そしてその土地のインフラを供給している。
そんな業態。
確かに工業製品かもしれないけれど、
その土地の特徴みたいなのがあるのとないのとでは、
なんか普及していく過程でつまらないというか。
やっぱり、その土地の人がその土地のもので作るから、
その土地の特徴がその工業製品に現れる。
そんな仕事のほうがテンションが上がるというか。
全国普及の過程ではたかが透水性コンクリートでも、
されど透水性コンクリートみたいな楽しいことがいくつもある。