2017/05/28
「ドライテック誕生秘話」 フッコー・結合材・バインダ・透水・メーカー

今日は人をべた褒めしたい気分である。
基本僕は褒められるのが好きだ。
「今日の顔いつも以上にひどいですね」
と言われて喜ぶ人はいるだろうか?
以前僕は先輩から、
「お前の顔、足の裏みたいだな」
と言われて思わず笑ってしまったことがある。
悪口でもセンスがあれば自分のこととはいえ笑えてしまう。
年を重ねるごとに人は成長していく。
生コンブログの始まりである。
さて、足の裏みたい顔の僕と10年以上親しくしている人がいる。
フッコー杉山副社長だ。
生年月日は僕よりも1つ前の年、
同世代であり同じような時期に建設業に入職したという共通項を持つ。
僕は生コン工場のせがれであり、
杉山さんは老舗塗り壁メーカーの長男として生まれる。
環境は違えども似たような境遇であり出会った当初から今に至るまで、
とても親しくさせていただいている。
建設業といえば厳しい市場環境。
生コンも壁材も同じだ。
入ってからこちら好景気というものを味わったことがない。
作れば売れる
そんな時代があったようだが、
僕たちはとにかく生き残るために必死。
ただでさえアゲインストの風、
下りのエスカレーターに乗っちゃったかんじ。
杉山さんとともにこの10年間に共有した経験は、
真っ只中にいた時にはそんなに感じた事もないけど、
振り返ってみればなかなかにして過酷なものだったと思う。
同じ世代の同じ境遇とはいえ10年も関係が続くことはあまりない。
その理由といってもいいのが、
透水性コンクリート普及
だった。
壁も生コンも市場が急落していく。
何もしなければどんどん売り上げが減少していく。
「なにか」
僕たちはすがるような思いで透水性コンクリートに取り組んだ。
これが透水性コンクリート、
「ドライテックの誕生秘話」
お互いまだ経験も浅く何もわからない時代からともに走っている。
互いに過酷な境遇に見舞われてもともに泣きともに笑ってきたと思う。
本気で心配できる間柄になれるというのは、
仕事を始めてからはとても貴重なことだと思う。
そしてなんとも幸福なことに僕はそんな大切な仲間を多く持っている。
(自慢話すんません)
ここにきて、ドライテックは長年の辛酸を経て、
力強く普及し始めている。
厳しい時代を経てきた僕たちの生み出した価値は、
必ずや製品の性能に現れて社会を照らすことができると信じている。
そして、このところ驚いていることは、
「フッコーさん透水性コンクリートっていう新規事業はじめたんだ?」
というのが以前のお客様からの反応だったのが最近では、
「ドライテックのメーカーってフッコーさんだったの?」
という風に変化してきたこと。
ドライテックそのものが独り歩きしてきた証拠だろう。
そして、フッコー。
東京事務所がここで大規模リニューアル。
WEBサイトも大改造を控えている。
長い過酷なトンネルを抜けたフッコーと杉山副社長。
彼らの勢いを止めることは誰にもできないだろう。
そして、僕もその勢いに負けることなく、
これからも一緒にこれまでと同じように走り続けていきたいと思う。
※フリーアドレスの執務室
ショールーム兼打ち合わせスペース
おなじみ犬のマークのフッコー缶は私物入れとして利用
塗り壁って素敵ですよね、まじで。
リニューアルおめでとうございます。今後ともよろしくお願いします。