2021/04/19
【青森】「ポーラスコンクリート舗装にしない理由はないですね」六原

岩手県胆沢郡。最近プラントにドライテックの問合せがある為、製造と施工方法をプラント内で行って欲しいとの事で見学会対応。そんな生コン製造者からの声かけが増えている。
製造・施工:六原(担当:髙橋稔、DIY)、見学者:グリーンサポート、ガーデンロック、クラシコ(7m2、100mm厚、3名、30分)
最近プラントに問い合わせがある
⚫︎生コンマッチング:https://www.nr-mix.co.jp/matching/
生コンポータルの生コン製造者向けコンテンツ「生コンソリューションが見つかる」生コンマッチングではドライテックの製造方法をはじめ、生コン製造者向けの各種ソリューションが提供されている。
「最近プラントに問い合わせが頻繁に寄せられる」
このところ生コン製造者らから寄せられるよくある話だ。
この6年インターネットと企業間連携を通して主にドライテックをコンテンツとして情報発信を継続してきた。
たまさかSDG's、 ESGなどの文脈に応えるプロダクトだったということもあり、一般からの注目を集めるようになってきた。
ブログ記事の月刊PV(閲覧)数は15万回を誇る。
YouTubeは1ヶ月で200万回以上再生されている。
それだけ世間一般に浸透したポーラスコンクリート「ドライテック」の興味は地元施工者、あるいは施工者を通じて製造者(生コン屋さん)に寄せられるようになる。
これまでには考えられなかった情報脈といっていい。
今回もそんな青森県で操業している生コン製造者である六原さんから問い合わせが寄せられた。
「製造と施工方法をプラント内で行って欲しい」
せっかく伺うんで、それなら見学会として地元施工者さんにお声がけいただきたい。
そもそもよくドライテックという話は聞くが、実際それが一体どういったものなのかを見る機会がない。
そんな施工者にとって生コン製造所での見学会は非常に役に立つものであるはずだ。
事実お取り引き業者さんが3者集まる施工見学会となった。
施工Before。
現場簡易ダレ試験では締め固め転圧されたドライテックを再現し適切な品質を目視で確認する。
施工After。
たった30分で終わってしまったが、フローは単純そのもので、それを見た施工者らはぶっつけ本番から安心して施工ができるようになる。
なお、これもドライテックの強みだが、即時脱型(だっけい)ができるというのも施工者にとって何かと便利。
生コンポータルでは毎日オンラインで製造・施工者向けにドライテックをはじめとする生コン(ソリューション)の案内をしている。
また、六原さんのように「ちょっとうちに来て教えてよ」みたいな話にも対応している。
こんな活動をかれこれ16年続けている。
(尤もオンラインセミナーはここ1〜2年のことだけど)。
製造可能工場が1000を数えるまでは最低でも続けます
現在ドライテック出荷可能工場は600弱といったところ。
意識している数としてはアスファルトプラントの数。
現在の舗装の常識を作ってきたのは明らかにアスファルト・道路業界。
そのプラント数は800〜1000と聞いている。
それなら、3200ある生コン製造者の最低でも1000、数の上では肩を並べなければ世界の景色は変わらない。
だから、1000を数えるまでは最低続けます。
「ちょっときて教えてよ!」
「了解!」
このやりとり。
1000に向けてカウントダウンが始まってるから早めに連絡したほうがいいよ笑。
生コン製造業が自ら行動に移し世界の景色を変えていく。
自らの力で新しい市場を開く。
降雨は遮られることなく樹木や草花の根系や地下水系に還元される。
空気も流通するから、その下の路盤やコンクリート構造物がCO2を回収する。
カーボンニュートラルへの生コン製造業からの具体的な実践。
「ポーラスコンクリート舗装にしない理由はないですね」
そんなふうにおっしゃってもらえることがとても増えた。
僕もその通りだと思う。
生コン業界全体で取り組むべきことだと思っている。
しつこくしつこく続けていきたいと思う。
宮本充也