2021/06/01
【埼玉】「夏の風物詩ともいうべき雑草との格闘にピリオドを打ちたい」小山レミコン 総和工場・エクテム

埼玉県幸手市。施主より施工エクテムに、お年を召されお手入れができなくなり草が取りきれなくなった為全部コンクリートにして欲しいとの相談が入る。水勾配も取れないし排水も難しいため透水性コンクリートを提案。金額はちょっと高くなったが採用。
製造:小山レミコン 総和工場(担当:松本正一)、施工:エクテム(担当:渡辺光浩、120m2 、100mm厚、8名、5時間、タイムラプスあり)
施工動画
全部コンクリートにしてほしい
施工Before。
若い頃はまだ良かったが、これからお年を召されれば夏の風物詩「雑草取り」が年々体にこたえてくる。
「もう、全部、コンクリートで埋めてくれ!」
切実なリクエストだ。
ご存知なのだろう。
防草シートは抜本的な対策にならない、やつとのいたちごっこになるという現実を。
やつは、逞しい。
必ず、どんな手段を使っても、隙間から、どこかから生えてくる。
「自然との調和を考えたらコンクリートはNGでしょ」
詭弁だ。
雑草取りを1回でも経験してから言えという気持ちになる。
そんなご相談を寄せられた施工エクテム。
持ち前の、「施主の立場に寄り添って考え提案する」と、水勾配が取れず、排水設備も設置できないことから、ドライテックを提案、採用された。
材料供給は地元小山レミコン 総和工場。
以前、当グループはドライテックの見学会を開催しておりこの度満を辞しての出番となった。
施工After。
120m2という大規模舗装は8名で5時間で完成。
たったの、5時間は土間コンクリートでは到底考えられないスピード。
また、これだけの規模のお庭だと草むしりははっきり言って罰ゲーム級の苦役だったに違いない。
よくぞ、頑張りました。
敬意を評します。
そして、お望み通り、これで完全に雑草は根絶されるものの、地球に蓋しない機能は周辺環境(例えば樹木や草花など植栽)への新鮮な水の供給は絶たない。
自然と調和するロハスな暮らしが実現することだろう。
羨ましい。
このところ気づいたのが、今回のようなリフォーム案件でのドライテック採用が増えてきたということ。
例えば、お仕事の引退や、コロナ禍リモートワークで在宅が増えた、みたいな環境の変化で庭が気になるケースが増える。
最近の施主はネットであれこれ調べることができるので下手なプロより知識が豊富でドライテックをご指名ってのも本当に多い。
家を建てるときは予算もカツカツで庭にまで気も回らなかったが、10年、20年と暮らしも変化しゆとりも出てきたタイミングで気になる、夏の風物詩ともいうべき雑草との格闘にピリオドを打ちたい、という願望。
今日は6月だ。
梅雨入りも済んでいると聞く。
さあ、梅雨が明けたら、奴らはガンガン生えてくる。
今年も奴らとの格闘にひたすら憔悴しきるんでしょうか。
この辺りで、その無意味な繰り返しにピリオド打ちませんか。
僕はお先にブログにピリオドを打ちたいと思います(上手いっ)。
宮本充也