2021/06/12
【鹿児島】「地球に蓋しない、ヒートアイランド現象抑制効果のある、洪水被害を軽減させる、エコな製品」木田組生コン・村田造園建設

鹿児島県姶良市蒲生。民間カーポート下駐車場舗装にドライテック採用。「終始状態良好」。木田組生コン橋本さんからの現場共有。生コンポータルではこうした施工事例の一々をなるべく埋もれさせずに発信し、製造・施工業にとっての市場機会の創造を企図している。
製造:木田組生コン(担当:橋本国年)、施工:村田造園建設(90m2/9m3、6名、施工開始8時40分・施工終了11時20分)
終始状態良好
あるようで、あんまり紹介してなかったドライテック材料のどアップ。
ドライテックはいわゆる、「生コン」の状態で現場に届けられる。
生鮮食品みたいなもんだ。
現地で料理される。
そのための素材。
フレッシュ。
いくら料理人の腕がよかろうとも、材料が腐ってたら美味しい料理はできない。
それと同じことで、ドライテックの材料が適切に管理されていなければ、良い舗装はできない。
「終始状態良好」
橋本さんのように真摯な技術者に支えられてドライテックは各地の建設現場に届けられている。
カーポート下は生コン車が入り込むわけにはいかないが、ドライテックの施工はワイヤーメッシュが配筋されていないためバケットを使ったり、あるいは直接荷下ろしすることができる。
施工の迅速化も特徴の1つ。
施工After。
すげ〜おしゃれ。
真っ平ら。
もちろん、排水を心配する必要はない。
90m2(使用材料9m3)の駐車場は6名で3時間足らずで完成。
このスピード感は従来の土間コンクリートでは考えられない。
配筋も考えると、2日〜2日半はかかってしまうはずだ。
ドライテックは3時間で終わるということであれば、掘削・路盤・型枠を考えても、1日のうちに完了してしまうこともある。
Time is Money.
施主はもちろんだが、施工者のお財布にも優しいのがドライテックというわけだ。
橋本さん、写真提供誠にありがとうございます
僕のブログ、とりわけ、ドライテックの施工事例のほとんどはメッセンジャーなどで共有いただくお写真やご報告が元になっている。
普段から身につまされていること。
「知られていないことは存在していないのと同じこと」
16年携わっているポーラスコンクリート(透水性コンクリート)は地球に蓋しない、ヒートアイランド現象抑制効果のある、洪水被害を軽減させる、エコな製品であることを僕たち専門家は知っている。
だが、一般の人々はそのことを知らない。
あるのに、ないことになっている。
「ある」にするためには、「伝える」ということが必要で、伝われば知られ認知され、「ある」になる。
当たり前のことを書いているようだが、これ、実に重要なことだ。
これは変態的情報発信ルーティーン(毎日ブログ3本他)を繰り返してきた実感だ。
だから、世界の片隅で今も知られず施工されている埋もれた情報は掘り起こしてきちんと伝えなければ、いつまで経っても僕たち生コン屋さんの価値は知られることはない。
知らせる。
さもなくば、生コン屋さんの価値は埋もれ、知られず、ないことになる。
僕たちの価値がない、ということになるのだ。
これが事実だ。
何よりもまず最初にその価値を埋もれさせずに知らせる。
これが、これからの生コン産業に求められる大切なことだと思う。
中には僕のように無闇矢鱈と発信しているのを「チャラい」と断じる向きもあるかもしれない。
「男は黙って」みたいなのを美徳とする立場かもしれない。
知るかそんなもん。
誰がなんと言おうと、僕は伝える。
僕たち生コン製造、施工、ラストワンマイルをきちんと伝える。
価値を発信する。
知られ、存在して、ようやっと世界を明るく、より美しく変えていくことができるからだ。
その意味で、橋本さんのように、現地の情報を共有いただく方は貴重だ。
これからもよろしくお願いします。
責任を持って橋本さんのような現場ラストワンマイルで活躍する人の価値を発信したいと思います。
僕たちの送り出す製品(魂のこもった生コン)は本当に尊い。
本気でそう思ってます。
宮本充也