2021/07/19
【東京】「え?フッコーだよ?ドライテックってフッコー以外で買えるの?」

東京都足立区Y邸。透水性コンクリート情報共有のために設置されてあるメッセンジャーグループ。その人、その会社が共有した時だけ明らかにグループの雰囲気が一変する。フッコーが提案するドライテック。謎の高級感である。(渡辺理さん共有)
高級ドライテックなら(値段変わらんけど)フッコー
施工After。
一目でわかる。
金持ちの家だ笑。
もう、なんというか、セレブって感じだ。
同じドライテックだって〜のに(何と比較をしているかはともかく)フッコーが共有する時、それはいつの間にかハイエンド向けのプロダクトに変身しているのだった。
それもそのはず、フッコーは高級仕上げ材ブランドだ。
アパレルなどわかりやすいところで言えば、GucciだIssey MiyakeだPradaだ、tsumori chisatoだ、Michico Londonだ(この辺でだんだん怪しくなってまいりました)。
そう、庶民はなかなか手が出せない高級仕上げ材、というイメージ。
アトリエ系設計事務所。
名だたる建築家御用達。
駆け出しの設計者はフッコーのカタログ集を本棚に置いておくことがステータス。
「(へぇ〜、FUKKOかぁ、やるじゃん)」と訪ねるものを圧倒するのだ。
僕も以前本棚に読んだこともない旧約聖書とかゲーテとか置いておいたが、そういうあれだ。
とにかく、FUKKO、フッコーといえば、高級・おしゃれさんブランド、駆け出しデザイナー垂涎の的!
以下に、いかに同社がおしゃれさん・高級ブランドかがわかる写真を数葉貼っておくが、Instagramなどが大変オサレにできているので、そちらを参照すると良い。
日本の金持ちランキングトップ10の住む家の壁はだいたいFUKKOだと思って貰えば間違いない。
(ちなみに、僕の自宅にも友人割引でフッコーの仕上げ材が使用されている)
Instagram:https://www.instagram.com/fukko_japan/
で、なんで、そんな仕上げ材メーカーがドライテックを事業としてやってるかっつーと、ドライテックのキーバインダー(結合材)の製造元が同社だからだ。
同社らと生コンポータル(長岡生コンクリート)がタッグを組んで始めたのがドライテック。
その後、全国各地の生コン製造者らや施工業者らとの交流を通して現在全国区であらゆる建設系企業に取り扱われるようになった透水性コンクリート。
そんな舞台裏の事情があるのだが、仕上げ材メーカーFUKKOももちろんドライテックのマーケティング、販売活動を展開している。
その提案方法はスペック・インと言ってちょっと特殊。
彼らフッコーの提案部隊はとにかく始終有名建築家やアトリエ系設計事務所をぐるぐるぐるぐる巡回している。
アーティストの傍に寄り添い、仕上げ材から美を追求するお手伝いをしている。
とにかく、アーティスト(設計者)の信頼が篤い。
フッコーに任せとけば、仕上げは間違いない、そんな感じだ。
毎度渡辺理さんがメッセンジャーグループにドライテックの写真を共有すると場の空気が凛とする。
あれ?
これ、同じドライテックですか?
もしかして金粉とか配合してあったりするあれですか?
1m2あたり100,000円とかするドライテックだったりするんですか?
あとだしじゃんけんワークスで1m2あたり10,000円切る提案しても、「高いことに価値がある」ってフッコーになっちゃうような、あれですか?
と疑ってしまうくらいに、雰囲気があるのだ。
謎だ。
これが、ブランドってやつの力なのかもしれない。
恐るべし、ブランド。
恐るべし、FUKKO。
この連休社長(杉山さん)が家族で伊豆に遊びに来るけど。
多分、彼と彼の奥さんともどもヘベレケになるほど飲み明かすことになるんだろうけど。
そんな彼がリードするフッコーって、マジですごい会社だなって、改めて思ってます(謎)。
高級ドライテックならフッコー。
値段、変わらないのに、フッコー。
とにかく、「フッコーで買った」という枕詞がつけば、そのドライテックは高級仕上げ材に様変わりするのだ。
傍にさりげなくフッコーの犬のマークがついたバケツを転がしとけば、それとなく相手に伝わるだろう。
やらしい、とか、あんま気にしない方がいい。
だって、人は自慢しなければ息が詰まり、窒息してしまう生き物だからだ。
堂々と自慢しよう。
こそこそ自慢する方が逆にやらしい。
「え?フッコーだよ?ドライテックってフッコー以外で買えるの?」くらいに嘯いてしまえ。
よくわからない結びとなったが、そんな感じで、本日1本目のブログは終了となる。
なお、僕のスマホのカレンダーには本日が「海の日」となっていた。
目が覚めて驚いた。
そして、こうも思った。
祝日に九州福岡にまでお呼びいただいていたのか(今は博多でこれから久留米に向かう)。
僕ってなんてお人好しなんだろう。
伊豆から久留米までのこのこやってきてしまった、と愕然としていた。
夜は博多に赴任している幼稚園時代からの幼馴染と飲み会だ。
最近、こんな感じで、なんだかありありと個人的な話を書き散らかしているが、後々後悔とかしたりしないのだろうか。
小さなことは気にするな、それ。
宮本充也