2021/08/05
【静岡】「良くも悪くも一般的なものになったんですねドライテック」

今、生コンポータル関係者の中ではつくづくドライテックが一般化したことを実感している。「良くも悪くも一般的なものになったんですねドライテック」(ゆきのさん)。今日現場に向かう道すがら、「おや?」と思って繁々みてみたら、なんとそれはドライテックだった。凄まじい。
一般化したドライテック
車で近所の現場に向かっていた。
「おや?」と思った。
目の端にある舗装、ちょっと普通と違う。
一般住宅の庭なのに土間コンじゃない。
「もしかして、ドライテックじゃないか?」
車を降りて確認した。
そう、それは、まごうことなき、透水性コンクリート(ドライテック)だった。
記憶にはない。
ここは、隣町(清水町)だ。
当然、長岡生コンクリートから出荷されたであろうそれを、僕は記憶に留めていない。
16年前それは事件だった。ちょっとしたお祭りだった
透水性コンクリートを始めたてのころは出荷といったらもう事件だったしお祭りだった。
組織総出で「透水性コンクリートが出るぞ!」と賑やかだった。
一方、このところは、さも通常の光景のように、粛々と、その出荷は生コンと変わらず行われている。
業務となっている。
ルーティンだ。
隔世の感とはこういうことなのだろう。
今や街角を運転してるときにふとドライテックを見かけちゃうくらいになったのだ。
10年とか20年で本当に世の中の景色ってやつは変わるもんだ。
住宅地や街中を移動していて土間コンやアスファルトはよく見かけることだろう。
それらはわざわざ意識されるというほどのことでもない。
きっとすぐにドライテックもそんな意識されるほどのことでもないことになるのだろう。
電気、水道、ドライテック、みたいなもんか。
そんな感慨に浸っていた時に社内のマーケティングに関するメッセンジャーグループが賑やかになった。
(小松職員)
なんか最近の問い合わせ、丁寧な人が減りましたよね?
長文で「お世話になります」から始まって内容を説明する人が以前はほとんどだったのに、最近は何を知りたいのかろくに書かない人ばかりになった気がします。
対応している身としてはコイツ腹立つわって感じですけど、1段階ステージが上がったのかもしれないですね。どうでしょう
(ゆきのさん)
分かりますw
裾野が広がったことで相対的にその手の人々が増えたのだと思います。大衆化といいますか。
良くも悪くも一般的なものになったんですねドライテック。
(小松職員)
やっぱりそうですよね。良いことですねw
(ゆきのさん)
あと、コンテンツの充実も原因の一端かもしれません。その気のある人(丁寧にできる人)は自分で調べて何とかしている。その気のない人が問い合わせをしてきている。とか。
(小松職員)
ああーー、鋭い、それめっちゃありそうです
(ゆきのさん)
この前の一般の方のブログを見て思いました
(僕)
そうそう。「てめえで調べろや」って返信してしまいそうなやつ増えたね。その手の輩にどの程度リソースを割くかってのはまた別問題かもしれませんが。
逆に、そこがエクスショップとの協業の領域かな?
※相変わらず失礼なこと書いてます汗
(小松職員)
Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)のAIDMAがこれまでの購買プロセスで、インターネット特にSNSが普及した現在は
Attention(認知・注意)・Interest(興味・関心)・Search(検索)・Action(行動)・Share(共有)のAISASが購買プロセスとなっていることの現れで、しかも生コンポータルはそれにしっかり載ってるってことですね
ブログやhowto動画がたくさんあるから送るだけで済むっていうのもよくできてますね
(ゆきのさん)
そういう向きにはリンクを貼って「こちらをご覧ください」で済みますよね
歴史を知っている生コンポータルのメンバーだからこその実感のこもったやりとりだ笑。
めっちゃ内輪のやりとりだけど、ここでは紹介させてもらおう。
自己満足な記事とはなってしまったけれど、10年とか20年という期間で物事を振り返ることってすごく重要だ。
とてもできそうもないことでも、これまでの足跡を振り返ってみることで、「やっぱできるんじゃないか」って勇気が湧いてくる。
今、世の中は、「大地を削らない、汚さない、蓋しない、CO2を収容するコンクリート」を求めていることは間違いない。
僕たちが諦めず続けてきたこのプロダクトがまさにそれだ。
時代の変化は指数関数の曲線を描いている。
だから、とても無理そうなことでも、諦めず続ければ、実現する時代なのだ。
引き続き生コンポータルでは全国各地の生コンラストワンマイル(製造・施工)と共に世界の景色をより美しくする活動に邁進していきたい。
宮本充也