2021/08/10
【愛知】「こんな施工業者にドライテックを任せたい」レミックマルハチ・丹羽エクステリア

愛知県一宮市。展示場に展示と施工練習を兼ねて施工。現場で起こりそうな事を想定し「少し乾いてから材料を上に乗せるとどうなるか」「薄ベニアを使ったり使わなかったり」「化学混和材を噴霧し材料をのせると色や貼り付き具合はどうか」「各種ジョイント」他、より高品質な施工のため、あれこれ試されていた。
製造:レミックマルハチ(担当:山下八起)、施工:丹羽エクステリア(担当:丹羽香奈江、15m2、100mm厚、4名、タイムラプスあり)
こんな施工業者にドライテックを任せたい
下地はたっぷり水染み込ませましょう。
ドライアウトという現象があって、ドライテックは路盤(下地)や周辺構造物(縁石とか側溝など)が乾いていると水を奪われる。
すると、凝結・硬化(水和反応)に必要な水まで取られてしまって、硬化不良を起こしてしまう。
つまり、施工不良により初期に骨材の剥離(ポロポロと取れちゃう)が発生する。
だから、たっぷり水を染み込ませましょう。
水たまりが発生しない程度に。
施工スタート。
今回は施工丹羽エクステリアの自社展示場にドライテック展示と施工練習を兼ねて採用。
まずは、セオリー通りプラゴテで平坦に均し端部はタンパで叩き込む。
締め固めはプレートコンパクタ(30kg)でベニアを噛ませたり。
噛ませなかったり。
このベニアはプレートコンパクタの圧力で仕上げ面に凹凸(プレートマーク、不陸)が発生するのを防ぐために利用される。
なれている施工業者からすれば「邪魔」な存在だったりするのでどっちもお試し。
面積も小さいため連続打設で一気に完成できるものの、ジョイントを設置してその施工をわざわざ試したり。
ちなみに、このジョイント(ホットジョイント)は収縮目地の代わりにもなる。
さらには、材料が途中断絶してしまった場合には、そこで区切りとすることができる。
この、ホットジョイント。
実はドライテックの施工上の強力な強みと言えるはずだ。
生コンではこうはいかないからだ。
任意の場所で休憩、小休止をすることができやすいってわけ。
今回の施工ではあらゆることが試された。
本番を想定してのことだ。
建設に限らず、現場では想定外が起きる。
その現場で起きそうなことを想定して、あれこれ試してみる。
写真は、化学混和材噴霧してから材料を乗せるとどうなるか?について試しているところ。
あるいは、「少し乾いてから材料を乗せるとどうなるか?」についてもやってみた。
メーカーやサプライヤーのいうことを鵜呑みにせず、まずはやってみる、実体験を積んでみる。
素晴らしい心構え。
僕ならこんな施工業者にドライテックを任せたい。
ホットジョイントの型枠を外して。
見事施工完成。
左手にある側溝はドライテックが全部水吸い込んじゃうため活躍の機会がなさそうだが笑、左手も別の舗装が施工されるのかもしれない。
ずいぶんとわかりやすい対比じゃあないか。
そこまで演出できる施工業者。
施主目線でも任せたいが、サプライヤー(材料メーカー)目線でもぜひドライテックの施工をお願いしますって感じだ。
ドライテック誰に任せたらいいかわからない
現在2031者(社)の施工店を紹介している。
連絡は勝手にしてもらって構わない。
仲介することで手数料を取ったりとかせこいことしない。
とにかく消費者が一生に一度の庭づくりで後悔のないように素晴らしい施工業者に出会えるサポートをしたい。
「お前、どうやって儲けてるんじゃ?詭弁だろ?」
穿った見方をされる方もいらっしゃるかもしれない。
大きなお世話だ。
ちゃんと利益は自分たちの本分「ものづくり」で上げている。
消費者と優良施工者がつながることで、ドライテック(生コン)が必要とされるから、要は結果的に僕達の作った生コンが売れるのでそこで堂々と利益を上げております。
だから、消費者利益に純粋に奉仕したいのだ。
何が求められているかに対して常に感度を高めていたい。
だから、施工実績も5年で3000件近く紹介している。
⚫︎施工実績:https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/case/
とにかく、消費者が有益な情報にリーチできるよう、僕達ものづくりのラストワンマイルたちは共同して情報発信をしている。
「こんな施工業者にドライテックを任せたい」
そんな施工業者に、消費者が出会えるように。
そうなれば、ものづくりはもっと良くなるはずだ。
舞台裏では真摯なものづくりは今日もせっせと行われています。
宮本充也