2021/08/29
【東京】「店舗の駐車場・駐輪場・玄関前アプローチ舗装の常識を変えます」フッコー

東京都日野市。薬局W。設計段階から老舗壁材メーカーFUKKOにて提案されこのたび完工した施設外構舗装工事。「店舗の敷居は低く」の原則を全うする場合どうしても「水はけ」が問題となるが、その矛盾を見事解消するのは透水性コンクリート「ドライテック」の真骨頂。(グッドデザイン賞金賞の立役者フッコー渡辺理さん共有)
敷居は低く、逆勾配でも
施工直後のドライテック。
ラインホワイト(トップコート)で自転車マーク塗装後。
直後は水気が抜けず濃い色は時間が経つと乾燥して白色に。
アスファルトの黒に対して、コンクリートは白色であることから、業界ではアスファルトの黒舗装に対してコンクリートは白舗装と呼び習わされている。
「ああ、白舗装ね」といえば、「おっ、こいつやるな」と思わせることができるかもしれない。
店舗舗装(駐車場、駐輪場、玄関前アプローチ)はドライテックで!
ユニクロ、セブン、アヴェイル、イオン。
あらゆる小売店舗の駐車場は真っ黒で「暑苦しい」と僕は思っているのだけれど、一般の人々はそんなことを気にせず今日も気持ちよく買い物をしているのかもしれない。
その、「気持ちよく」をもっと気持ちよくできることを知っているのに、今も店舗駐車場、駐輪場、玄関前アプローチの定番といえば、真っ黒なアスファルト舗装。
記念すべき動画解説シリーズの #1 はコンクリートとアスファルトの違いについて熱弁している。
朝っぱらから悪口で恐縮ではありますが、アスファルトは石油製品であります故、ロングランでは絶滅が危惧されているマテリアルであります。
スタバのプラスチックストローが全廃になりました。
買い物の時のビニル袋は有料になりました。
SDGsではグツグツ石油を焚いて経済を回すことをよしとしない風潮が形成されつつございます。
誰も、あんま、指摘しないので、僕だけ声を大にして申し上げさせていただけますと、アスファルトも石油・プラスチック製品であります、幸いです。
「コンクリートから人へ」
と言われて、僕も含めたコンクリートさん業に身を置く人々は大変傷つきました。
人格否定されたかのような、存在を丸々否定されたような、そんな喪失感を抱いたものです。
「お前は、それと同じことをするのか?」
という誹りをあえて受けることを厭わない。
正面から向き合います。
アスファルト、絶滅すべきです。
だって、アスファルトで糊口をしのいでる人はおりません。
生コンで僕は生きています。
一方、アスファルトはその大半が大企業の傘下の組織であります。
道路会社の部門としてのアスファルトプラントであります。
(もし間違ってたらご指摘ください)
いわば、まんじゅう屋があんこ屋を部門として持っているみたいな感じです。
「あんこは地球環境に良くないよね」ってことになったら、あんこを変えれば良いのです、金に物を言わせて。
一方、生コン屋は独立自尊の中小企業である場合が多いです。
「生コンが地球環境に良くないからやめましょう」とそう軽々しく業態転換できるような雰囲気はありません。
だから、努力せねばならないのです。
「大地を削らない、汚さない、蓋しない、CO2を収容するコンクリート」を生み出すべく努力せねばならぬのです。
小泉元首相は言いました。
「痛みに耐えてよく頑張った。感動した!」
平成13年当時、貴乃花関のファンだった僕は「さむっ」と殺意を抱きながら見ていたのですが、今こそ道路会社、アスファルトプラントに身を置く人々は痛みに耐えてよく頑張ったほうがいいのだと思う。
だって、勝ち目ないんだもん。
結局、石油焚いてるじゃん?である。
一方、コンクリートのイノベーションは凄まじい。
巨大なコンクリートストック(すでに100億立方メートル余り)が資源として屹立している。
これらは全て循環に資することができる。
しかも、である。
東京大学野口貴文教授が率いるプロジェクトチームでは、「二酸化炭素と結合することによって硬化するコンクリート」の研究が進んでいる。
大地を削らない、汚さない、蓋しない、CO2を収容するコンクリートはもうすでに眼前に出現しようとしているのだ。
だから、悪いことは言わない、アスファルト、道路に携わる人々は痛みに耐えてよく頑張って僕を感動させてくれ。
生コンプラントに業態転換するか、あるいは人員の再配置をするなどして、アスファルトから足を洗って生コンを採用してくれ。
ドライテックがあるよ。
全国には3200以上の生コン工場がすでに展開していて、そのうち生コンポータルでは700弱の工場と連携している。
それら工場はドライテックを製造して道路舗装の現場にマテリアルを届けることができる。
先日ユニクロのSDGs関連の人物に接触してこの点をとうとうと力説して差し上げたのだが、いまいちわかっていらっしゃらなかった。
柳井正の薫陶が足りないようだ。
話を元に戻すが、一般庶民の皆さんが普段買い物をする大型小売店舗の駐車場が黒いことがそもそも異常なのである。
白くて当然。
水通して当然。
なのに、世界は、そうなってはいない。
僕の友人である小島くんが以前「なんでこんなにいいものがこれまで売れていなかったの?」と非常に庶民的な質問をこぼしたのであるが、「世界に僕がまだいなかったからだよ」と教えて差し上げたら目をパチクリしていた。
わかってないなあ、小島くん。
僕が努力して、世の中の景色を変えてやろうと思っているんだよ。
昨日多少飲みすぎて、しかも温泉に浸かりながら日本酒を飲んでいたせいで、朝から絶好調です。
ケラケラ笑いながらブログを書いている僕を想像して欲しい。
大変不気味なイメージだろう。
僕も僕でどうかしていると思っているよ。
でも、水を通さない舗装がおかしいんだよ。
たわむ舗装がおかしいんだよ。
轍(わだち)とか、ちょっとないよね、ありえない。
そもそも、石油焚いてんじゃねえよ、ですよね。
ブログを見返したりしないけど、相当恥さらしな文章を書き連ねているような気がしてきたので、そろそろ筆をおこうと思う。
ていうか、江戸時代の人とか、本当に文字通り「筆を置いてた」と思うと、「すげえ、大変でしたね」って感じである。
「そろそろ、キーボードから指を離そう」
とでもいえばいいのだろうか。
では、そろそろキーボードから指を離そう。
そのうち、音声入力が当たり前になったら、「そろそろ、口を噤もう」になるのだろうか。
宮本充也