2021/09/16
「こういう見積もりだときちんとした回答ができません!」あとだしじゃんけんワークス

「この見積もり、果たして妥当なの?」寄せられる多くの見積書だが、中には不適切な見積もりであとじゃん先生も困ってしまうケースがある。「こういう見積もりだときちんとした回答ができません!」。嘆く、あとじゃん先生なのであった。
【悪い例】あとじゃん先生に送る見積もり
恐れ入ります。
駐車場をドライテックで施工することを考え、お見積もりを取らせていただいているのですが、精査さしてアドバイスいただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
エクステリアなど建設工事を一般消費者が依頼するのはずいぶん身近で安心になった。
消費者はMAPから身近な施工店に直接・無料で連絡をすることができる。
今時「相見積もり」は常識なので、限られた時間でせっせと見積もりを手に入れることになる。
家・庭づくり世代は大体ものすごく忙しい世代だったりするし、予算だって潤沢にあるわけでもないから、結構大変だと思う。
実際、「もう、面倒くさいから、工務店のいいなり」みたいなことはよく聞くし、かくいうこの僕も10年前は「ああ、めんどくせえ!」となって、全て工務店の言いなりになっていた笑。
ただ、家の者が危うく玄関前アプローチにドライテックではなく樹脂舗装を選ぼうとしていたことに気づき、「流石にそれだけはやめてくれ」と待ったをかけて、なんとかドライテックに戻した、というエピソードがある。
危うく紺屋の白袴を地で行くところだった笑。
閑話休題。
そんな家・庭づくりだが、「果たしてこの見積もりは大丈夫なの?適正価格なの?良心的なの?」という疑問はもっともだ。
そして、消費者は建設のプロじゃない。
忙しい中、あれこれ聞いて回ったり、調べまくって、その妥当性を確認する術はこれまでになかった。
「あとだしじゃんけんワークス」はそんな常識に風穴を開けた。
見積もり出たら!あとじゃん先生に相談しよう!
あとじゃん先生。
で、今回はそんなあとじゃん先生もタジタジになってしまう、見積書が届いたので、「こういう見積もりだときちんとした回答ができません!」という感じで、なぜ、今回の見積書が悪い例なのかをきちんと示したいと思う。
ざっくりすぎる見積書ではなく、詳細が入った見積書を送ってね!
60m2で@10600。
これ、一見「高い」ようにも見えるんだけど、よくよく考えると「安い」ようにも思える。
詳細が示されていないからわからないのだ。
例えばだが、掘削・残土処分・型枠・路盤が含まれていて@10600だったとしたら、すげえ安い。
即発注すべきだ。
一方、単純にドライテックだけで@10600だったとしたら、「おいおい、60m2でその見積もりないんじゃない?」って感じだ。
だって、材料が仮に40,000円だったとして、8で割ると平方メートル単価がわかるので、5,000円/m2が原材料費。
それに、どんなに高くたって施工費は3,500円/m2だったとしたならば、せいぜい高くとも、8,500円/m2が妥当な線だ。
つまり、2,100円/m2割高なことになり、60m2で、126,000円も余計に金を払わなければならないって話になる。
これは、問題である。
結論、「よくわからない見積もりなので、後出しジャンケン出せません」となる。
「背景がわかる情報とともにご連絡ください」
が今回の回答って感じだろうか。
まあ、いずれにせよ、一般消費者の方々は直接こちらのマップを参照しながら、ドライテックの見積もりを入手することができる。
無論、そこまでは、無料だ。
で、得られた見積もりを、そのまままるっと(詳細がわかるように)写メ(死語?)してあとじゃん先生に送りつけてもらえれば、3営業日以内に添削が示されるようになる。
あるいは、「この見積書、良心的なので、そのまま交渉を継続してください」って感じになる。
とっても便利だ。
ヒールを気取るつもりはない。
また、無駄に敬語使ったり、卑屈になったりするつもりもない。
淡々と、来た見積もりに、後出しジャンケンを出すだけだ。
これ、結構、楽しい。
ストレス解消になる。
仕事がストレス解消って、もう、これ、勝ち組だよね笑。
「こういう見積もりだときちんとした回答ができません!」
今回はあとじゃん先生に相談する際の「悪いお手本」のお話。
にしても、ローンチ直後から続々と問い合わせが絶えません。
こんなに手応えのあるサービスはこれまでの生コンポータルでは経験がない。
さあ、どしどし、見積もりを送ってくれたまえ。
貴重な時間を無駄にせずに素晴らしい庭づくりを楽しんでもらえるよう思っていますよ。
宮本充也(あとじゃん先生)