長岡生コンクリート
オコシコンは高い透水性を持ちながら表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2016/02/14

「トキの保護」何を守っているのか

小学校からの友人でとても頭脳明晰だった野田君。

今、トキの飼育に携わっています。

僕くらいの年代の方ならご存じ、トキ。

国を挙げて絶滅を憂い保護しまくられていた有名な鳥です。

toki001.gif

野田君は僕の同級生の中でも最も勉強家だった。

子供のころから生き物の研究をすることが夢で、一目散に夢に向かって、

今は、トキの飼育をしています。

野田君に、質問してみました。

「なんでトキばっかり優遇されてんの?補助金たくさんつけられてんの?ずるくない?」

返ってきた答えは、とても意外で考えさせるものでした。

いわく、トキそのものを保護するのではなく、

「トキが生きていける環境を保護する」

というのだった。

トキが生きている里山の生態系においては、トキはアンブレラ種というそう。

日本の風景里山の象徴であるトキを保護することは、環境を保全すること同じ。

つまり、日本の風景を守る活動。

―――

生コンに置き換えてみても、この考え方はとても大切だと感じました。

僕たちは生コンを作ることによって何を守っているんだろう。

「コンクリートから人へ」

から、

「人のためのコンクリート」

へ。

直接的にはインフラ資材として供給される生コンクリートは、大自然から地域の人命を守ります。

そして、その大自然は年々壊れている。

数年前には考えられない雨が突然降ってくる。

洪水が頻発する。

土地が流されていく。

生コンを作ってればいいのではなくて、その先で何を守っているのか、

そう考えると、ものづくりの在り方は自然に近づいていきます。

宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

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