2023/06/24
【千葉】「段差や勾配のないバリアフリーでインクルーシブな舗装と言ったら？」館山生コン・山一園
千葉県館山市。バリアフリーと言う事でなるべく勾配を取らない様に設計されたため、透水性コンクリート「オコシコン」が採用された。試しに化粧砂利のばらまきタイプとして駐車場・アプローチに採用 。（現場立会：わたなべまさつぐ）
製造：館山生コン（担当：石井裕）、施工：山一園（担当：唐鎌泰紀、83m2、100mm厚、7名、3時間）
生コンビニは生コン工場図鑑
現場サポート「生コンビニ」では全国各地の生コン工場と連携し「オコシコン」（や「オワコン」）を現場にお届けしている。今回は千葉県館山市の館山生コンのように、全国の比較的前向きな生コン工場らのネットワークはさながら「生コン工場図鑑」だ。
Before。駐車場（写真）やアプローチに、バリアフリーを意識して勾配のない平らな舗装をということで、「オコシコン」採用。
現場は生コンビニが支える
「オコシコン」施工フロー
「敷き詰めるだけ」
仕上げは振動プレートやタンパなどで締め固めるだけ。土間コンと違ってドロドロ沼じゃないので直後から舗装面上で作業も可能。
化粧砂利で仕上げにアクセント
テクスチャにアクセントを、ということで今回は化粧砂利を仕上げ面に巻いて締め固めた。
細かなスパンごとの施工
写真のように施工スパンを小さな面積ごとに区切ることで施工しやすさが改善される。
駐車場「オコシコン」完成
アプローチ（通路）にも「オコシコン」
終盤戦降雨に見舞われブルーシートで仕上げ面を養生しながらの仕上げ作業。
なんとか土砂降りに見舞われることなく無事に「オコシコン」アプローチも完成。
質問・相談は宮本さんGptまで
というわけで、そんな「オコシコン」（や「オワコン」）について興味がある人はいつでも宮本さんGptに尋ねてね。もしも、得体の知れないコンクリートメンヘラおじさんとの接触が怖い、ということであれば、親切なスタッフさんが受付している相談受付専用フォームもご利用いただけるよっ。
「コンクリートをもっと身近に」
以前、「相撲は最強なんだよっ」と息巻いてボクサーにストレートパンチ一閃でのされた力士がいました。あの様子を見た時に「コンクリートは身近なんだよっ」というのはやめよう、とこう強く誓いました。だから、「コンクリートをもっと身近に」本当に身近になるためには、弛まぬ「伝える」情報発信が必要ですね。
オワッコーﾝ‼︎
各地にはとっても親切な生コン工場さんがたくさんおられます！そんなコンクリートは暮らしの身近な願いを叶えることができるんですよ！
作者・宮本充也
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主な著者
宮本充也
1級（舗装・造園・建築・土木）施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士
危険物取扱責任者（乙4）/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定（1級）/エクステリアプランナー（2級）/運転免許証（大型・中型）
勉強中の資格：採石業務管理者/2級FP技能士
