2017/08/20
「砂利樹脂舗装も普通に透水します」 砂利・樹脂・舗装・透水・下地

せっかく、砂利樹脂舗装が水を透しているのに、下地のコンクリートやアスファルトが水を透さないんじゃだめじゃん
湯島神社。
何度も近くを通っているのにこの度初めて参拝した。
ランニングという習慣はとてもいい。
以前は出張先のホテルでギリギリまで布団にしがみついていたものだが、
今はできるだけ早く起き出て、
その街を5㎞以上あてどもなく走るようにしている。
この習慣のおかげで訪問先が長く操業するその土地を、
なんとなくぼんやり地理から理解することができる。
また、話のタネにもなったり愛着も沸いてみたり。
もちろんは知りながらその日のスケジュールに思いをはせ、
考えをまとめたりすることもできる。
実に素晴らしい習慣だ。
上野パークサイドホテル。
僕の東京出張の際の定宿になっていて、
JRだと御徒町や千代田線の湯島が最寄り駅となっている。
湯島
という名前は何度も聞いていたのだが、
今回はランニングのついでに訪れることができた。
何の話だ?
と心配なさった方。
ご安心ください。
生コンブログの始まりである。
湯島神社とか僕の定宿だとかランニングだとかどうでもよくて、
生コンである。
よく見かけたことがないだろうか?
写真のような土間。
これ。
樹脂舗装砂利
と呼ばれていて、
化粧砂利をふんだんに用いた舗装。
湯島神社。
の境内の舗装は、
樹脂舗装砂利
だったわけだが、
この樹脂舗装砂利には下地コンクリートが必要となる。
※ググって出てきたどこかのメーカーの舗装構成図
砂利樹脂舗装の下地には、
コンクリートまたはアスコン
と規程されている。
そして、次の驚異の写真をご覧いただきたい。
これもググったら出てきた画像である。
こちらも、下地には
セメント コンクリート またはアスファルトコンクリート
となっている。
それよりもなによりも。
砂利樹脂舗装が水を透している(透水舗装)という事実
に着目したい。
せっかく、砂利樹脂舗装が水を透しているのに、下地のコンクリートやアスファルトが水を透さないんじゃだめじゃん
って思わないだろうか。
※実際湯島神社の下地もコンクリートのようだった。
これ、非常に残念なことに、日本の常識となっている。
日本では(というか世界でも)砂利樹脂舗装は透水するのに、下地が透水しないため、結果的に水たまりになっちゃう
というのが残念ながらの常識。
急がねばなるまい。
今急速に普及が進んでいる、
透水性コンクリート「ドライテック」
普及を急がねばならないだろう。
GNN元気な生コンネットワークのおかげで、
日本の生コン工場の透水性コンクリートに対する理解が深くなりつつある。
日本全国どこでも土間コンのように気軽に注文できる。
そんな風になってきている。
樹脂舗装砂利は水を透すのに生コンは透しません
なんてことのないように。
コンクリート業界を代表して決意表明いたします(笑)
砂利樹脂舗装も普通に透水します
そんな日本社会を作り上げることも、
僕たちの責任の中にある。