長岡生コンクリート
オコシコンは高い透水性を持ちながら表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2018/01/28

「ポラコン製造・施工の手引き」

「ポラコン製造・施工の手引き」

ちゃんとしてる感


マニュアルの編集委員にゾロリ並ぶ名前。

注目してほしい。

これ、ずいぶん前に発行されたマニュアル。

発行元はZENNAMAセメント協会

ボスは東京エスオーシーの渡辺夏也さん。

(現当社長岡生コンの技術顧問に就任)

そこに、僕、宮本充也の名前が載っている。

アドバイザーとして載っている。


これは、実際にポーラスコンクリートの流通に携わっている生コン関係者が非常に珍しく、渡辺夏也氏がその存在に価値を見出してくださりお声がけいただいたことによる。


ずいぶん前のことで忘れていたが、

これは今考えてみれば利用しない手はない。

なにせ公の機関が発行する、

ポーラスコンクリート(透水性コンクリート)のマニュアルに、

アドバイザーとして偉そうに名前を連ねているのだ。

この僕が、だ。

僕以外は名だたるお歴々だ。

小梁川先生といえばコンクリート舗装界の大家である。

太平洋セメントの梶尾さんもこの手の話題になると必ず名前が挙がる。

なによりも渡辺夏也さんはコンクリート舗装界では知らぬ者なし。

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そもそも僕には学術的ベースがない。

大学も文系だし(政治と経済を学んでいたことになっている)、

化学や物理や数学から逃げて今があるようなもの。

だから、その土俵でがちで競い合ったらまったく歯が立たない。

けれど発刊時点も今に至るまでも、

ポーラスコンクリートを実際に営業して実績をつくっている存在は珍しい。

むしろ、営業をする行為を卑しい行為のように思っている節もあるようだ。

人に頭を下げて買ってもらうという行為ができない。

今振り返るとそこが僕のチャンスだったようだ。

がちがちの理系マターである生コンの世界で、

多少なりとも活躍の場を見出すとしたら、

法人営業

くらいしかない。

運よくそのフィールドに位置することができた。


そんなわけで理系的素養が0ではあるけれど、

こうして製造・施工マニュアルの編集者の一角に身を置くことができた。


僕が選んだ分野は住宅外構という小規模な世界。

大手道路会社の方々との接点ももちろんあるが、

彼らはそのへんの市場を鼻から馬鹿にしている節がある。

彼らの関心事はいかに高機能で大規模な国家的プロジェクトを取り扱うか。

それ以外にはまるで興味がない。

どこかの地方のどこかの住宅の脇にある舗装(土間コン)なんかどうでもいい。

面談して話していてもその態度を隠さない。

この点も僕にとってのラッキーだった。

箸にも棒にも掛からない分野。

誰も目指さないテーマ。

そこはブルーオーシャン。

かといって市場性はないのだろうか?

今も80万棟といわれる住宅新築の脇に必ずある駐車場土間コン。


天邪鬼的な生き方をしてきたけれど、

こうして振り返るととりあえず何とかなっている。

それなりに自分が活躍できそうな場所を確保できている。

不図夏也さんが持ってきてくれた、

「ポラコン製造・施工の手引き」

を眺めていて、

え、これってすごいじゃん

なんて、当時は何とも思っていなかった書籍をまじまじと眺める。

人は権威に弱いものだから、

今後もこれらを効果的に活用したいと思う。

価値があるとかないとかを自分で判断できる人が少ないのも現実。

僕たち自身自分たちの製品に誇りをもっているし、

その価値を心底信じている。

権威はそのうち後からついてくるものなのかもしれない。


宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

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