長岡生コンクリート
オコシコンは高い透水性を持ちながら表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2016/05/06

「家の庭でも」どこでも手軽な透水性コンクリート

「家の庭でも」どこでも手軽な透水性コンクリート

僕の住む伊豆は今とてもいい季節だ。

新緑が萌え始め、

大自然の息吹をそこかしこに感じることができる。

日課にしているランニングをしている最中には、

木々が風に揺られるボリュームのある音や、

里に下りてくる動物たち。

素晴らしい土地に住んでいる実感を得る季節となっている。

ITを通じて多くの県外・海外の方たちと接する機会が多いが、

ぜひ仕事を通じて来訪するみなさんにこの豊かな自然を案内したい。


しかしすぐに入梅はやってくる。

強烈な夏を目前にして1か月ほど伊豆の豊かな自然は雨に包まれる。

生コン業にとっての入梅は大敵だ。

雨は生コン工事上避けなければならない自然現象であり、

雨の予報はとりもなおさず予定のキャンセルを意味する。

「土方を殺すにゃ刃物はいらぬ、雨の三日も降ればいい」

というように、生コンに携わる僕たちにとって、雨はあまりありがたいものではない。

雨を喜ぶ方も多いとは思うが、

一般には忌み嫌われるものだろう。

出勤するときに自宅の駐車場が水浸しだと精神的にストレスを感じるものだ。

・ズボンのすそがずぶぬれになったり

・ハネが衣類を汚したり

・靴が泥だらけ

といった現象はとても日常茶飯事すぎて、意識に上ることすらないかもしれない。


水たまりができないコンクリートの歴史は結構長い。

30年程度前に現佐藤渡辺社のパーミアコンが生み出され、

瞬く間に人口に膾炙した。

かみなりおこし状の構造のコンクリートのため、

空隙を伝って降雨が地中に流れていく。

だから、路面に水が残ることがない。

つまり、晴れの日も雨の日も路面が同じ状態ということ。


排水性アスファルト舗装は高速道路でよく見かける舗装で、

水浸しでじゃばじゃばと音のする路面が突然静かになる経験をしたことはないだろうか?

あれはアスファルトで、時間の経過とともにその機能は失われていくのだが、

透水性コンクリートの場合は耐久性が高いのが特徴で、機能も長く続く。


今求められているのは、

パーミアコンを始め技術として確立されているこの路面を、

広く一般家庭「家の庭」にまで供給する仕組みだ。

これを確立するためには、僕はどこかの企業の単独の努力では難しいと思っている。

全国どこでも、誰でも、極端に言えば、DIYくらいお手軽に、

届けられる供給体制が求められて居るんだと思う。

その意味では、僕はGNN元気な生コンネットワークはかなり近い存在になってきていると思っている。

この素晴らしい技術は、

高級品で一部の資産家のためではなく、

広く一般に誰でも気軽に手にすることができる、

ようは「使われてなんぼ」の技術のはずだ。


中小企業の連携プラットフォームGNN元気な生コンネットワークができた今、

この技術は「家の庭でも」ご利用いただけるようになった。


宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

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