2018/04/23
「値段は土間コンと変わりません|夕方から打てる土間コン」

フェンス、ウッドデッキ、花壇、ブロックなどと並び外構の主要な地位を占める土間コン。当サイトでは土間コンの常識として透水性コンクリートを推してはいるけど実際値段てどうなの?
直行費
という専門用語がある。
専門業者が発注者に見積もりをする際に、
実際に直接かかる費用のことを指す。
当サイトでは新しい時代の土間コンの常識として、
・夕方から打てる土間コン
・水勾配のいらない土間コン
・クレームのない土間コン
としての透水性コンクリート「ドライテック」を推している。
事実、多くの共感していただける方々に今日も採用していただいている。
※京都天橋立で開かれた透水性コンクリート見学会(山城生コン)
費用にはいろいろある。
・材料費
・人件費
・外注費
・仮設費
・管理費
・周辺設備(排水設備)費用
etc
実際材料費で見た場合ふつうの土間コンに使われる、
生コン
と透水性コンクリートに使用される、
ポーラスコンクリート
の価格は倍以上(30,000円〜)だったりする。
材料費だけで比較した場合、
やっぱ土間コンは生コンで打ちます。
そんな風にせっかちな人たちは残念な表情を隠さない。
それでも採用されている理由は実は機能だけではない。
実際に、
「値段は土間コンと変わりません」
そういって採用してくださる多くの人たちがいる。
夕方から打てる土間コン。
そこに一つの理由がある。
通常、土間コンといえば1日仕事を強いられる。
朝一番から生コンが到着して複数名で1日かけて場合によっては外注で左官工にきてもらって仕上げる。
全員土間コンにかかりっきり。
貴重な1日が土間コンに潰れるのだ。
ここでお分かりの通り、
・人件費
・外注費
に大きな差異が生まれる。
もう一つ、
・仮設費
・排水設備費用
も見過ごせない要素となってくる。
水勾配がいらない、つまり透水性能は、
排水設備の費用圧縮を意味する。
(U字溝や集水舛さらにはワイヤーメッシュなど)
そうするとどうなるか?
仮に材料費が倍だったとしても、
その他費用がその分安くなるので、
結果的に従来の土間コンと値段が変わらない。
むしろ、ちょっと安くなることだってありうる。
だから、売れる。
その土間コンを普通の土間コンと同じ値段でお施主さんに販売する必要はない。
・透水性能
という利益を提供するのだ。
水勾配(傾斜)はないし雨の日に足元を汚す心配もない。
ひび割れや色むらの心配だって少ない。
そして今は珍しい透水性コンクリートとして差別化された価値も提供できる。
なにより、施工する人は挑戦しているのだ。
新しいことに無関心なリスクを取らない人たちを尻目に、
あなたは新しい分野に果敢に挑戦している。
そんなひとが作った土間コンクリート。
普通の価格で売ってもらいたくはない。
だから、ちゃんと利益だって出るようになっている。
当初土間コンが普及し始めた頃。
きっと、土間コンはイノベーションだったに違いない。
こんなに素晴らしいカーポートはない!
周囲の住宅に住む人たちの憧れの的だったろう。
新たな時代の新しい土間コン。
きっと数十年後には当たり前すぎるもの。
何の変哲も無いものとしての地位を築くことになる。
ただ、最初に挑戦している人には是非輝いてもらいたい。
そんな想いで僕たちはこの土間コンの普及に携わっている。
生コンでいいこと。
宮本充也