2018/05/25
「職人が輝く写真が撮りたいからね!|水勾配のいらない土間コン」

香川県小豆島市で施工された透水性コンクリート「ドライテック 」(元請丸島ハウジング、施工トミウン、プラント富丘コンクリート)。普及に携わる小豆島生コンの安達さん「職人が輝く写真が撮りたいからね!」
材料は材料、施工は施工
※太陽に輝く材料「ドライテック 」は生コン工場で製造される
※今回2回目の施工。リピーターのお客様からのお声がけ
※あっという間の完成
ものづくりのラストワンマイルを握る。
生コンを製造するのは生コン工場の仕事。
そして、美しい細やかな施工をするのは施工者のしごと。
輝く材料を扱う輝く職人の姿を捉える。
※端部はきちんと抑えておく
※施工者なら必ず持っている道具以外に必要はない
熟練の施工者たちの手によって美しい舗装があっという間に完成する。
普及が急速に進む透水性コンクリート
四国地区でも、
今日は岡山県で。
日に多い時には5件以上のお問い合わせをいただく。
今、透水性コンクリートの普及が加速している。
今から過去を振り返ると見えてくる大切なこと。
「共感」
15年前に着手した頃には知らなかったこと。
「いいこと」
「高性能」
これが求められていると信じて疑わなかった。
けれど、今わかったことは、
気持ちを理解すること。
共感すること。
人が究極的に欲しているのは共感だった。
ものづくりのラストワンマイルに携わるぼくたち。
決して目立たない建設に従事するぼくたち。
普段「ありがとう」ってあんまり言われない。
災害が起きたり事件が起きたりすると非難される。
災害が起きないために努力をしているぼくたち。
「職人が輝く写真が撮りたいからね!」
綺麗に写る写真を提供してくれた安達さんに、
普段よりも綺麗な画像を尋ねるとそう答えた。
彼ら輝く職人が作った地面は地味に意識されることもなく、
街の景観に溶け込んでいくだろう。
雨が降っても水を地下水脈に還元していくことだろう。
人知れず。
けど、そんな日常を支える「もの」を作った人たちの共感は、
写真に移された輝く地面といっしょに永久に残っていく。
人知れず。
宮本充也