長岡生コンクリート
オコシコンは高い透水性を持ちながら表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2018/05/28

「どうしてお墓の水はけが問題となるのか?|水勾配のいらない土間コン」

「どうしてお墓の水はけが問題となるのか?|水勾配のいらない土間コン」

区画が狭くなりがちな墓地・霊園。墓石周りの水はけは石材店を悩ませる。日本のお墓の「水はけ」という疑問に答える。施工見学会も随時開催。
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/



水はけの問題お墓が最も深刻だった

水はけが問題になるのは住宅周りなど、

「人が住んでいるところ」

と考えがちだったが、

石材店や墓石工事店を最も悩ませる問題の一つという。

「え?雨の日墓参り行かないし」

それは生きている僕たちの理屈のようであって、

住宅に比べて一々の区画が狭くなりがちな霊園では、

「水はけ困るよね」

は住宅外構・エクステリアの分野以上に、

あるある

になっているようだ。

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※島根県出雲市で施行された透水性コンクリート「ドライテック 」。当地森山さんのFBから引用



どうしてお墓の水はけが問題になるのか?

全てのお墓に言えることではないようだが、

納骨スペースは最も水があつまりやすい箇所

(つまり最も勾配が低い場所)

に設置されやすいという。

するとどうなるか?

仮にしっかりシーリングを施してあったとしても相手は水。

どこからか隙間を伝って納骨スペースに入り込むこともあるという。

いくら亡くなっている人とは言え、

いくら骨だけになっているとは言え、

ご先祖様を想う遺族の気持ちは推し量られる。

「ご先祖様を水死から守れ!」

である。



お墓周りの新しい常識として

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※通常砂利や土間コンが施工される箇所に「透水性コンクリート」


砂利敷きだと雑草対策(草むしり)が大変。

土間コンにしてしまえば上記の通り水はけの問題が発生。

出雲市の元生コン工場社長森山さんは提案した。

県の無形文化財にも指定されている五輪の塔の周りや、

霊園の「困った」となっていた水はけの解決策として。


この土間コンの見学会は6月にご当地で開催予定となっている。

森山さんの尽力の甲斐あり当地では数多くの実績がある。

今島根県や鳥取県を中心に新時代の土間コンは破竹の勢いを見せる。


生コンでいいこと。


いよいよ止まらない一大ムーブメントとなる。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

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