2018/06/15
「一部地域も除きません|透水性コンクリート」

昔のテレビ番組みたいに「一部地域を除く」みたいながっかりはさせない。夕方から雨の日でも打てる土間コン。見学会に訪れる方は口を揃えて「うちでも買えるの?」。日本全国には「元気な」生コン工場がある。いろんな地域で元気な生コン工場と。広がっている。常識が変化している。
大分県では大分県の、秋田県では秋田県の
※いろんな地域で開催されている透水性コンクリートの施工見学会
どの地域にも家や道路やビルがある。
それは、その土地にも生コン工場があるという証拠。
その土地の生コン工場は元気。
これまでの土間コンの「しかたない」を打ち破ろうと必至に働いている。
・1日仕事になっちゃうから朝一に頼まなきゃ
・雨の予報でもあれば取りやめ、1から調整を始める
・メッシュ配筋の手間や水勾配の悩み
・仕上がり「色むら」「ひび割れ」でお施主さんとぎくしゃく
僕たち生コン工場は知っている。
生コンだけが建設現場で唯一半製品。
だから、建設現場の材料の中で最も、
「めんどうくさい」
だから、ぼくたちは「ありがとう」と言われるよりも多く、
クレーム
を頂戴する。
生コンはいいことではない。
そんな風に思われていることを薄々感じている。
そんな生コン工場のリベンジが始まっている
いつまでも面倒な存在だと思われていたくない。
「生コンでいいこと」
少しでも感じていただいてその日を笑顔で過ごしてほしい。
ぼくたちが選んだ生コンという職業が、
目に見えてお客様にハッピーを届けられる。
そんな願いでそれぞれの地域でそれぞれの工場は元気に働いている。
※大分総合建設さんの九鬼さん(生コン女子)からのご報告。
僕たちは70年もの間「伝える」ということをしてこなかった。
「え?そんな材料あるの?知ってたら使ってるよ」
よく聞くおはなし。
これ、どっちが悪いって、断然ぼくたちが悪い。
伝えてこなかったぼくたち生コン産業。
伝えてこなかったから伝わっていなかったということは存在していなかったと同じこと。
橋やビルや家や道路も。
僕たちが届ける貴重なインフラ資材「生コン」があるからあるもの。
そうは言っても「知られていない」から「ありがとう」もない。
だから、これからは僕たち「伝える」を大切にしていきたい。
伝えなければ気持ちは伝わらない。
いかに貢献したいと心で思っていたとしても、
「伝える」
がなければ僕たちの貢献は届かない。
それぞれの地域で、それぞれの工場が。
「伝える」
今、付加価値を伝えるリベンジが始まっています。
生コンでいいこと。
宮本充也