2018/06/17
「誰しも変化球は嫌い? 土間コンの新しい常識が始まっている|生コンでいいことセミナー

元請けから降りてくる決まり切った仕様。誰しもそうだが「変化球は嫌い」。ごくたまに元請けの都合で、「今まで聞いたことも触ったこともない」材料の仕様が図面に入っていたりする。協力工事店の心理としては、「聞いたことない材料を使って万が一クレームがついたらややこしい」。全国主要6都市で開催されている「生コンでいいこと」セミナーで目から鱗の声続発!
協力業者の方にこそお届けしたい「透水性コンクリート」
住宅外構の多くは本体建築を請け負った企業から外構専門の業者へ発注されるケースが多い。
本体建築を請け負う工務店からすれば、
建築外構の土間コンが、
・1日仕事で調整がしづらい(雨天調整)
とか、
・狭い箇所の場合特に「水勾配」が問題になる
・事前のワイヤーメッシュの配筋に苦慮する
とか、
・仕上がり(色むらやひび割れ)に難が多い
などはあまり関心がない。
「発注したらあとはよろしく」
それが、外構工事の現実となっている。
分業体制が基本になっているから、
となりの業界がどんなことで困っているかはあまり知られていない。
これが「情報が伝わりにくい」一因となっている。
※週刊エクステリアに掲載予定のドライテック広告原案
一度利用したら「次からはこれにしてくれ」となる土間コン材料支給
※毛受建材さんで開催された「生コンでいいこと」セミナーの様子
元請けから降りてくる決まり切った仕様。
誰しもそうだが「変化球は嫌い」は当たり前。
ごくたまに元請けの都合で、
「今まで聞いたことも触ったこともない」
材料の仕様が図面に入っていたりする。
協力工事店の心理としては、
「聞いたことない材料を使って万が一クレームがついたらややこしい」
となる。
まさに、
透水性コンクリート「ドライテック 」
は招かれざる材料として協力工事店の前に立ちはだかる。
「え?透水?ややこしいなあ」
である。
できればふつうの土間コンにしてくれ。
どんなもんか得体の知れない材料なんか使いたくない。
その、得体の知れない材料。
本当は、
・30分で仕上げまで終わるから雨天など調整が楽
・ワイヤーメッシュも敷く必要がなく水勾配も考えなくていい(透水性だから)
・ペーストがないから「色むら」や「ひび割れ」でクレームに発展する可能性が低い
という協力工事店にとって垂涎の的であるはずなのに。
「知られていない」
というだけで嫌がられる。
1度使って仕舞えば「次からはこれにしてくれ」と元請けにリクエストが入るくらいの使い勝手のいい材料であるにもかかわらず。
「知られていない」
というのはそれだけ苦労がつきまとうということ。
「生コンでいいこと」セミナーは毎月主要都市で開催されている
そんな「知られていない」を解消するため。
最近では元請けのビルダーさんが協力工事店さんに、
「生コンでいいこと」セミナーの参加を促すケースが増えている。
「知らない」ではなくて「適正に理解する」だけで工事が楽になる。
それがわかっているから。
元請けビルダーさんは「生コンでいいこと」セミナーを推薦してくれるのだ。
知らないだけで損してる。
建築外構の分野でもそうした現象はある。
協力工事店さんはさらにそのビルダーさんの仕事だけを請け負っているわけじゃない。
自社物件でも「必ず」土間コンを年中施工している。
それら年中苦労する土間コンが「楽に」なる。
生コンポータルでは毎月主要6都市でセミナーを開催しているほかに、
「見学会」といって実際受注した現場を見学会として案内もしている。
さらには、「ツアー」といって生コンポータルの工場でじっくり製品案内をしたりもしている。
知らないだけで損をしないように
生コンでいいこと。
普段の土間コンの常識を疑ってみよう。
宮本充也