2018/06/17
「全国統一価格が可能な理由|透水性コンクリート」

加速し始めた透水性コンクリートの普及。色々な地域でさまざまな事情を考慮して提出される見積書。検討する方も大変だけど作成する僕たちも結構大変。世界初かもしれない。「透水性コンクリート全国統一価格m2単価」というサービスの検討
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/
新しい土間コンの常識を標榜するなら
一度でも家を建てたり外構工事を発注した人ならわかる。
土間コンは大抵5,000円/m2などのように表示されている。
地域や事情によって多少はばらつくにしても、
だいたいm2あたりいくらという単純な提案がなされている。
一方、新しい土間コンを標榜する透水性コンクリートはどうか?
日頃からお施主さんや業者さんなどさまざまな人たちから問い合わせを受ける。
生コンポータルでは一人一人条件を丁寧に伺い丁寧な見積もり作成を行なっている。
たとえば、ユニクロのフリース。
店頭に表示価格が無くて、
「これ、いくらですか?」
と店員に尋ねると、
「少々お待ちください」
となって、生産工場の工場長に連絡をして、
現状の材工状況や生産効率などを確認して、
「価格を提示するまで、あと3週間待ってください」
などとお客さんに提示したとする。
それが仮に3週間まって1785円という頑張った価格だったとしても、
「店頭に1900円均一」
と書いてあったほうが客は楽だし選びやすい。
これと同じことが透水性コンクリートの見積もりにも言えるのではないか?
このところ生コンポータル内部ではそんな議論が喧しい。
※ユニクロの定番「フリース」
全国統一価格が可能な理由「生コン工場のネットワーク」
※全国生コンアライアンス(GNN元気な生コンネットワーク)のトップページ
全国統一価格表示のためには最初に、
・全国供給体制の構築
が重要になる。
「供給体制が一部地域に限定されています」
になると、
供給ができない地域への価格提示はまさに「オーダーメイド」となるから時間もかかる。
8年の歴史を有する生コン工場のネットワーク。
GNN元気な生コンネットワークではこのところ、
透水性コンクリート「ドライテック 」への取り組みが加速している。
さらに、
・全国施工体制の構築
もう一つの重要な要素となる「施工」に関して。
全国の生コン工場の周囲には日頃「土間コン」で苦労をしている人たちがいる。
その人たちがそのまま供給体制となっていく。
全国で開催されている「生コンでいいこと」セミナー。
都度、その地域の「土間コンを施工している人」たちに情報をお届けしている。
その人たちがまさに、「全国施工体制」となる。
全国の施工と供給の体制が整った透水性コンクリート「ドライテック 」
※埼玉県で開催された「見学会」の様子
ユニクロのフリースみたいに。
「あれならあの値段」
誰もが知っている土間コンを目指して。
僕たち「新しい常識を作ろうとしている人たち」が考えるべきこと。
それは、
顧客にあれこれ考えさせることではなくて、
空気を吸うように。
心臓が動くように。
あまりにも当たり前で意識すらされないくらい。
当たり前にお届けできる体制。
新しい土間コンの常識がきっと社会を明るく照らすことを僕たちは信じているから。
自然にお届けできるよう、
日夜努力をしていきます。
生コンでいいこと。
宮本充也