2018/08/02
「木製駐車場という衝撃はやがて住宅外構の当たり前」

いよいよ「木の駐車場」「木製駐車場」の標準化がスタートする。駐車場は絶対にコンクリート、絶対にアスファルトだろうか?第3の選択肢「木製駐車場」はエクステリアの常識を覆す
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_454.html
いよいよ始まる「木製駐車場」という伝説
ぱっと見ちんぷんかんぷんかもしれない。
木製
駐車場
この2つのワードの関連が薄すぎるからだ。
今、プレゼンだけでも2件決まっている。
8月と9月に大勢工務店さんやエクステリア関係の方が集まる場で、
木製駐車場
という製品に関するプレゼンテーションをおこなう。
木製なのに駐車場
いや、
駐車場なのに木製
というべきか。
人類はこの新たな衝撃をどう受けとめるのか?
※木製駐車場の概念について熱弁を振るう安藤忠雄氏ではない(東日本建販田中部長)。ネダ(アルミ製取り付け枠)の上にどのようにハイブリッドウッドデッキが設置されるかを説明する安藤忠雄氏ではない(東日本建販田中部長)
※本来空間となる部分を透水性コンクリート「ドライテック 」が支えることで木製駐車場が実現する
※ネダと透水性コンクリートの取り合いについて考察を深めるまさんぐ(透水性コンクリート担当者)
※つまり、空間を透水性コンクリートで満たすことで「コンクリートの強靭さ」と「木の柔らかさ」の両立を実現する
※木製の駐車場の実績は昨年生まれている。お客様のアイディア
※今月25日には30m2(車2台分)のスペースに試験施工(見学会)を予定している。実際の車両の荷重はどのように影響するかを詳細に検証する
究極はDIY、どこかの特別な製品じゃ意味がない
今回の実験でまとめようとしていること。
それは、「材販」といって顧客に材料で提供できるあり方。
そのためのマニュアルの作り込み。
木製駐車場は特別なんです。工事は全てこちらで管理させてもらいます。
そんな製品は永久に一般化しないはずだ。
将来の住宅外構の駐車場。
現場でスマホで木材(特殊ウッドデッキ)を発注する。
もちろん、透水性コンクリートは最寄りの生コン工場から届く。
いずれも、「材料」として購入する。
金髪のにいちゃんが後輩に、
「デッキ注文しとけよ」
みたいな感じでそんな光景が現場の当たり前になる。
将来の住宅外構には水勾配なんかない。
完全にフラット、平な上に木材が敷かれている。
その上で休日は日よけの下にハンモックでのんびり読書。
友人を集めてBBQなんかでもいい。
木の上で優雅に過ごす。
平日はその上に車が2台停めてある。
その上で洗車や車いじりをしたっていい。
勾配がないからジャッキアップも心配ない。
雨上がりすぐに作業に入ることだってできる。
それが、将来の住宅外構の当たり前。
これまではトレードオフの関係。
ウッドデッキ と 駐車場
これからは共存の関係。
二者択一じゃない。
それが、将来の住宅外構の当たり前。
今は、木製駐車場という衝撃。
数年後には・・・。
生コンでいいこと。
宮本充也