長岡生コンクリート
オコシコンは高い透水性を持ちながら表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2018/08/13

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「雪解けが早いって本当?|透水性コンクリート」

「雪解けが早いって本当?|透水性コンクリート」

人は雪で転倒するのか、それとも雪解け水が凍って転倒するのか?雪国では冬の時期深刻化する転倒。特にお年寄りの転倒による骨折は深刻な健康被害を及ぼしかねない。よくある質問「雪解けが早いって本当?」
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/case/post_80.html



雪解けが早いって本当?

生コンポータルはそもそも伊豆地方で操業する生コン屋さんが運営している。

15年の歴史を持つ透水性コンクリートのそのほとんどは、

伊豆を中心とした暖かいところでの実績。

それに、当の僕たちも南国育ち。

積雪に苦しんだ経験は皆無。

だから、雪国の苦しみや凍てついた路面で転倒なんて感覚がない。

そんな生コンポータルに寄せられる質問の多くに、

「雪解けが早いって本当?」

ってのがある。

僕たちのニーズの中にはなかったけれど、

多くの人たちの中にあるニーズ。

それが、雪解けの促進。

あるいは、雪解け水が夜間凍りついてしまいその路面の始末。

というもの。


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※雪国山形で操業みつわ生コン(GNN)のブログから引用



そもそも生コンポータルは「雪解けのご相談」から始まった

南国伊豆生コン屋さんがインターネットに力を入れ始め「生コンポータル」を名乗るようになったきっかけが、

「雪解けのご相談」

だった。

忘れもしない。

2015年の夏、とある長野にお住いの会計士のお施主さんから。

新築の自宅の駐車場(前庭)に積雪対策で透水性コンクリートを施工したい。

というお問い合わせが運命的に寄せられた。


雪は昼間に溶ける。

それ自体は問題ない。

ただ、その溶けた水は路面にたまる。

やがて夜を迎え、深夜零下になった気温の中で凍る。

この凍った路面が非常に問題だ。


南国に住む僕ですら経験がある。

雪の上で滑って転倒なんてことはない。

むしろ、雪が溶けて氷となった路面の上で足を滑らせ「ひやり」としたことは1度や2度ではないはずだ。

特にお年を召してからの足の骨折は甚大な影響を及ぼすことはよく知られている。

足を骨折してから急に老け込んでしまった。

寝込んでしまった。

そんな話。

そんな話の一体どれだけが凍った路面の上で起こっただろうか。



溶けた水を直ちに透す路面「透水性コンクリート」

※直ちに水が抜けていく様子がわかるはずだ


昼のうちに溶けた雪解け水が路面に滞水するなんてない。

直ちに

水は路面に吸い込まれていく。

雪かきだって水で溶かせばいい。

長野のお施主さんもその発想だった。

つもりに積もった雪を水で溶かす。

その溶かされた水はもろとも路面に吸収される。

だから、路面はいつもすぐに乾いて歩行に安全。


さらに、通常のコンクリート土間やアスファルト路面とは違って、

連続空隙(水が透る理由)

が容積に対して20%もある。

これは地中と路面の間の空気の通路となる。

地熱は常に表面に向けて流通している。

土間コンの上に凍てついた氷の表面に比べ路面温度も暖かくなることは容易に想像できる。


そんなわけで、

雪解けが早いって本当です。

生コンでいいこと。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

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