2018/08/26
「都心で庭を倍広くする|木製駐車場」

都心で庭を倍広くする。一般人にはとても考えられない。駐車場を2台にしたかったけど、1台にした。猫の額のような花壇を据えた。せいぜいそんなもの?さあ、時代は新章に突入。都心の庭を倍広くする。そんな夢は現実となった。
都心で庭を倍広くする
※木製デッキの設置工事中。下地は手前に施工してある透水性コンクリート「ドライテック 」
※施工完了。手前側と奥側でネダ(取り付けアルミ具)のピッチを変えてある。
※目地からかすかに見えるのは透水性コンクリート「ドライテック 」の表面
※完成写真。
※施工を担当した影島さん
最初の人はきっと躊躇うはずだ。
え?車乗り入れしていいの?
「大丈夫。木製駐車場ですから」
そう言われても、半信半疑だろう。
だまし絵みたいだ。
人はそれまで経験してきたことを元に判断する。
ウッドデッキの上を車両が通行する。
大丈夫
そう言われても、
バキバキバキっと音を立てて転落。
さながら落とし穴にハマるかのように。
車が割れたウッドデッキにハマる。
そんな恐れを感じる。
だから、人は躊躇うのだ。
ウッドデッキは高級品だ。
そのものズバリも高級品。
なかなか一般家庭のエクステリアに施工されるものではない。
例えば都心で新築をする人。
ウッドデッキには憧れる。
週末にそよぐ風に揺られながらウッドデッキの上で読書。
仮に15m2の面積をそのために確保したならば。
車を置く駐車場をどこか別のところに確保しなければならない。
一月30,000円なんて駐車場も都心ならザラだろう。
年間360,000円。
そのウッドデッキは支出を迫る。
10年で3,600,000円の支出を15m2のウッドデッキはあなたの家庭に強いるのだ。
そう、ウッドデッキは初期投資もランニングコストも膨大。
もう、お判りだろう。
15m2を駐車場にするか、
安らぎのウッドデッキにするか。
今の時代、二者択一ではない。
どちらも楽しめる。
そんな時代になった。
駐車場だけじゃない。
アプローチ(玄関先)は家の顔。
そんなアプローチを飾る衣装材としてもウッドデッキ映える。
そして、駐車場にもなる。
安らぎの空間にもなる。
都心で庭を倍広くする。
そんな時代はもう始まっている。
生コンでいいこと。
宮本充也