2018/08/28
「冬場仕上がりの早さが魅力|透水性コンクリート」

「冬場仕上がりの早さが魅力。今後自社の売りとして考えたい。 打設後の経過、解放後の劣化等を観察した上でスペックしたい」岡山県岡山市某社内見学会(社内設計 施工者 社長 役員ら12-15名)。製造白石建設
冬場仕上がりの早さが魅力
人は将来を予測してできることを今の段階で準備する。
今は暑い。
だから、半袖半ズボンで毎日を謳歌している。
そのまま何もしないで冬を迎えると、
半袖半ズボンなら明らかに成立しない。
それと同じことが土間コンクリートにも言えるのではないか?
年中行事のように9時10時まで続く土間コンの仕上げ。
土間てのはそういうもの。
昔から将来にかけて仕方のないもの。
だから今年の冬も無策で迎える。
なかなか引かない水(ブリーディング)引きに3時間待ちぼうけ。
そこから金鏝仕上げ3回。
そんなの、将来を予測してできることを今の段階で準備する人間のすることじゃない。
夕方30分で施工が終わる土間コンがあるのを知っているのなら、
今のうちから冬支度で施工ができるように、
また、耐久性を確認しておくようにしたい。
そんな趣旨で社内見学会が執り行われた。
※社長以下10名を超える技術者の前で施工がスタートする。特設型枠の中に施工。想定は住宅駐車場土間コン
※冬に深刻化する「水引き待ち」は透水性コンクリートの場合ない。すぐに仕上げ(写真奥)をプレートで行う。手前はレーキでレベルと平坦性をとっている
※完成。簡単な養生で済む。仮に猫が侵入して来ても通常の土間コンと違って足跡はつかない
透水性「コンクリート」の強みは「耐久性」
透水性コンクリートを利用しようとしまいと覚えていて損がないこと。
コンクリートの強み
これはブログでも、セミナーでも。
見学会でも頻繁に紹介すること。
「コンクリート(セメント)は石材やガラスの仲間です」
一方、舗装の代表選手として用いられるアスファルト。
「アスファルトは石油製品、ゴムやプラスチックの仲間です」
ここまで書けばもうお分かりの通り。
「輪ゴムを炎天下に1週間も放置していたらどうなりますか?ガラスまどは西日で3ヶ月でふにゃふにゃになったりしませんよね?」
そもそも無機質のコンクリート(セメント)は強いのだ。
だから、施工後の様子は1年2年となんら変わらず美しいまま。
これが透水性「コンクリート」の強み。
打設後の経過、解放後の劣化等を観察した上でスペックしたい
ご安心ください。
そして、今後も御社の強みとして、
冬場にさっさと仕事が終わることのできる土間コンとして。
少しでも残業やクレームを減らして、
社員の皆さんと実りある仕事をお楽しみいただきたい。
それが生コンポータルが望む、
生コンでいいこと。
宮本充也